カテゴリ:12月の誕生花
冬から早春に、線形の葉の間からすっと伸びた花茎の先に、黄色い盃状の副花冠を持って、上品な香りのする白い花が房になって咲きます。 12月30日の誕生花は、香り高く清楚な花、ニホンスイセン(日本水仙)。 花の名は、漢名の水仙の音読みで、仙人は天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙という中国の古典に由来し、水辺で咲く姿を仙人にたとえて名づけられました。 ニホンスイセンは自生地の地中海沿岸地方からシルクロードを経由して中国に入り、中国の福建省の海岸地帯から海流に乗って運ばれた球根が日本の海岸に流れ着いたとされています。
花言葉「自己愛」「自惚れ」は、復讐の女神ネメシスにより水鏡に映った自分の姿に恋をして花になったギリシャ神話の美少年ナルキッソスからつけられています。 ナルキッソスのスイセンはクチベニズイセン(口紅水仙)とも、フサザキズイセン(房咲き水仙)ともいわれています。 ニホンスイセン(学名Narcissus tazetta var. chinensis)はフサザキスイセン(学名Narcissus tazetta)の変種です。
ニホンスイセンはガーデニングを始めたとき、フェンス沿いに植えて4~5年は増えるだけで、海岸沿いに群生地があるからと砂を混ぜたりしましたが、花を咲かせませんでした。 一重咲きの花をあきらめて、八重咲きのニホンスイセンを隣に植えた翌年から、八重咲きの花に咲き方を教わったのか、年末頃に花茎を出して毎年咲くようになりました。 スイセンは白と黄の花色別に花言葉と誕生花があり、ラッパスイセン(喇叭水仙)やクチベニズイセン(口紅水仙)なども花言葉と誕生花を持っています。 ヒガンバナ科スイセン属、秋植え耐寒性球根、原産地:地中海沿岸 ニホンスイセン、ニホンズイセン(日本水仙)の花言葉:うぬぼれ、自己愛。 ニホンスイセン、ニホンズイセン(日本水仙)の誕生花:1月2日、1月3日、12月30日 スイセン(水仙)の誕生花:1月2日、1月3日、1月4日、1月13日、1月19日、12月29日 流通時期:球根を秋に、鉢植えを冬~春に見かけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.12.30 10:32:25
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