カテゴリ:誕生花のない花
秋から春に、羽状の葉をわきから伸びた花茎の先につけた50個ほどの小さな丸いつぼみがほぐれて、紅色の糸状の長いおしべが球状に集まった頭状花がふわふわと咲きます。
誕生花のない花は、冬のガラス温室に咲く熱帯の花、カリアンドラ。 花(木)の名は、属名Calliandraの音読みで、属名はギリシャ語の kallos(美しい)と andros(おしべ)で、花の姿から名づけられました。 カリアンドラの学名はCalliandra haematocephalaで、種小名のhaematocephalaは、ラテン語の haemato(血、赤)とcephala(頭)で、頭花が血のように赤いことからつけられています。 別名のオオベニゴウカン(大紅合歓)は、大きな紅色の花の様子がネム(合歓)の花に似ていることから呼ばれています。 花言葉「情熱」は、無数のおしべが長く糸状に伸びた繊細で美しい熱帯生まれの花の鮮やかな赤色からきているのでしょう。 花言葉「澄んだ心」「高潔」は、白色のイメージなので、オオベニゴウカンの園芸品種のオオシロゴウカン(大白合歓)の白い花につけられたのでしょうか。 冬の植物園のガラス温室で、カリアンドラが枝分かれして広がった数多くのつぼみをつけ、淡いピンクの小さな花が咲き、おしべが半球形から球形に広がります。 夕方から夜の庭で、仲間のCalliandra portoricensis(西インド諸島、メキシコ、パナマ原産)が、左右の小葉が眠るように閉じて垂れ下がる枝に白く丸い花を咲かせています。 マメ科ベニゴウカン属、半耐寒性常緑低木、原産地:南アメリカ 別名:ベニゴウカ(紅合歓花)、アカバナブラシマメ(赤花ブラシ豆) カリアンドラの花言葉:高潔、澄んだ心、情熱。 カリアンドラの誕生花:― 流通時期:鉢花を夏に見かけます。 ヒネム グレビレア お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.02.25 10:30:06
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