足立区役所から北東に10分ほどのところにある【いづも】を初めて利用。
【
いづも】 中央本町4-13-14
紹介記事
店内に入るとすぐ左手に打ち場がある。
紹介記事にあるとおり、『割子そば』が食べられる、というので興味があり、食べたのはもちろん『割子そば』。
3段\800、5段\1,100、7段\1,300となっていて5段にした。
適切に説明されていると思うので
紹介記事より引用↓
『割子(わりご)そば』。山陰の出雲地方特有の食べ方で味わうそばです。
そばを盛る容器は、せいろではなく、朱塗りの丸い木皿。昔、新穀を器に盛って神棚に供えたというその由来を思うと、いかにも“神の国”のそばらしい風情を感じさせます。
段重ね(元来は一人前5段)にされたそばへ、刻みネギ、花カツオ、のり、もみじおろし等の薬味をのせ、上からつゆをツーッとかければ、準備完了。
本枯れカツオとソーダカツオ、そして昆布でダシをとるつゆのほのかな甘味と、そばの実の外皮をていねいに磨いて挽(ひ)き出した、純白の粉で打つそばの滑らかなのど越しが相まって、涼味を醸(かも)し出します。
そばは細めでつるつるした良い咽越し。
つゆは薄いかと思ったら、そばと薬味と非常にうまく調和している。おいしいね。
そば湯で飲むとまたまたおいしい。
他の料理の後なら3枚、普通に5枚、多めで7枚って感じ。
他におもしろそうなのは『武蔵野そば』、『精進せいろ』、『天せいろ』、『辛味大根おろしそば』など。
うどんは『ごまだれうどん』、『笹切うどん』なんかよさそうだね。
『割子そば』は足立区では他に綾瀬の【
手打そば島屋】で食べられるようだ。
※『割子そば』(出典:Wikipedia)
■出雲そば
出雲そば(いずもそば)は、島根県の出雲地方で広く食べられる郷土料理の蕎麦(割子そば・釜揚げそば等)の産地名を使った総称で三大そばの一つ。
●特徴
蕎麦粉を作るときソバの実を皮ごと石臼で挽くため、そばの色は濃く黒く見え香りも強い。
●割子そば
出雲そばの中では三段の丸い漆器にそばを持って出す割子そばがもっとも有名な形であるが、これは江戸時代に松江の趣味人たちがそばを野外で食べるために弁当箱として用いられた形式が基となっている。
出雲地方では昔から重箱のことを割子と呼んでおり、当時の割子は正方形や長方形、ひし形などさまざまな形であったが、明治40年ごろに当時の松江警察署長の発議によりヒノキを用いた底の厚みのある丸形の漆器に変わった(警察署長の発議は、割子が四角形であると四隅が洗いにくく衛生的見地から問題があると見たからと言われている。なお,当時の食品衛生は警察の管轄であった)。
●食べ方
他の地方の蕎麦に比べて、だし汁の掛け方が違う。普通は、蕎麦をだし汁の中に入れる場合が多い。
が、出雲そばの場合、だし汁自体を器に入れて食べるため、だし汁を入れる容器の口が狭くなっている。それに、薬味をかける場合が多い。
”
知られざる出雲そば”というサイトもご参考まで。
※ 2021年11月、閉店を確認