西新井大師では今日(21日)は縁日で土曜日でもあり、また各地の風鈴を集めた「風鈴祭り」も開催中で結構賑わっていた。
参道の老舗割烹料理店【
小柳家】の向いあわせにある
京風茶そばとうどんのお店【こやなぎや蔵】
【こやなぎや蔵】 西新井1-5-10
ホームページ
初めて入ったけど、そばはすべて
茶そば。『
京風茶そば』ということは宇治抹茶を練りこんだのかな?
特に説明したものとかは店内にはなかった。入り口を見ると小さめだが、中は6人卓x1、4人卓x6もある。
天ぷらとかもあるがシンプルに『もり
茶そば』\600を注文。2段もり。
17日に
茶そば専門の【まる賀】@西新井本町4丁目で食べた時と同じように、お茶の風味はよくわからなかったw
私は味覚が鋭敏なわけじゃないし、もりつゆにつけるとお茶の風味なんか全然わからないなぁw
『
京茶そば』、『
京風茶そば』でググったら扱っている店が少ないんだね。
東京だと
・林屋茶園@有楽町西武
・和彩dining 花@三鷹
・鶴屋吉信@新宿
くらいだし、全国でも多くはない。
in京都
・久露葉亭 濁屋善@四条 ・ぎをん おいしんぼ
・大正浪漫ダイニング 高粋舎 ・多夢
・ギオン福住(旅館)
その他
・寸草庵@青森 ・伸 本店@名古屋 ・京甘味 文の助茶屋@神戸
※『
茶そば』について調べてみた。
”現在のそばは、江戸時代の初期に朝鮮の僧から伝えられたといわれている。
そば粉に小麦粉をまぜて、水でこね平たくのばして細く切るので、「そば切り」と呼ばれた。
また、そばの味を複雑風雅にするため、つなぎ以外に種々の食品をまぜる「かわりそば」もあった。
上質ののりをまぜた「磯切り」「木の芽切り」「ゴマ切り」など季節に応じて趣向をこらしたが、お茶をまぜるそばも「茶切り」として食べられていた。
しかし、明治以降は、ごく一部をのぞいて跡を絶ち「たねもの」として発達した。
お茶料理に使用するお茶は、料理の味を変えないようにするため、抹茶より煎茶を使用する場合が多いが、茶そばでは逆に、味やお茶の色を保持するために抹茶を使用している。”
■材料の配合割合
小麦粉・77%、そば粉・15%、
抹茶・4%、食塩・4%
■作り方
小麦粉・
抹茶・そば粉と食塩水を加えてよく練りあげる。
練りあげられた生地をひと休みさせ、よくなじませる。
生地を帯のように平らにして、さらに薄くのばしていく。
薄くなった生地をひと休みさせると、さらにきめ細かな肌になる。
幅広の帯状の生地を、細かい線状の麺に裁断する。
たっぷり時間をかけて麺を乾して、仕上げの長さに切りそろえる。
※2009年春、隣の【田口屋】の増改築により閉店