【特集:郷土料理のそば】の第4弾は、
山口の『瓦そば』。
山口県下関市の川棚温泉の名物で、焼いた屋根瓦の上に茶そば、牛肉、海苔、ネギ、もみじおろしを乗せ、秘伝のつゆにつけて食べるもの。
そばと具が口の中でほどよくなじみ、食べ進むと熱い瓦とじかに接したそばはぱりぱりとした歯応えになっていて、いわば柔と剛の二つの食感が一度に味わえるという。
『瓦そば』が川棚温泉名物になったのは、そんなに昔のことではなく、1961年に生まれた。
【
元祖瓦そば たかせ】の創業者が考案したもの。
ホームページから引用:
「明治十年、西南の役において熊本城を囲む薩軍の兵士たちは、長い野戦の合間に瓦を用いて野草、肉などを焼いて食べたという古老の話にヒントを得て、弊店創立者、高瀬慎一が数十年を経過した日本瓦を用い、弊店独自の製法にて開発いたしました雅味豊かな茶そばに、牛肉、錦糸卵、海苔、もみじおろし、レモンなどを配し、これも又、弊店独自のつゆを添えて「瓦そば」と名付け供したるところ、大方の絶賛を得て広く各地よりご来店賜るところとなりました。」
ほかに、【瓦そば本店 お多福】などが有名な店だそうだが、地元では家庭料理として食べられるほか、インスタント製品も出回っているようだ。
そんな『瓦そば』が食べられる、山口県出身の女将さんが営む小料理屋を訪れた。
【小料理 湯島 山口】 文京区湯島3-37-11 TSツインビル2F
紹介ページ
たまたま、去年、NHK「ゆうどきネットワーク」で紹介されているのを見てた。
お店は山口県出身者の常連さんで賑わっているようだった。
実際、この日もそうだった。客質がいい感じ。
おすすめの料理をいただいて、〆で『瓦そば』をいただくことにした。
生きのいいウチワエビの刺身と茹でたものをいただいた。珍しいよね、食べたことはあるけど。
いろいろといただいた。評判どおり、おいしいものが多い。
そして『瓦そば』(\1,000くらい?)
つゆは温かいのか、冷たいのを選べる。温かいのをいただいた。
この時点で酔いが回っていて、あまり思い出せないがかなりおいしい。
ちょっと汚くなっちゃったけど、そばが写ってないので、結構食べたとことで撮影。
肉が上等のものを使用しているそうで、すごくおいしく、全体的に調和が取れていろいろな味が楽しめてすばらしかった。
ごちそうさまでした~
※ 【特集:郷土料理のそば】の一覧ページはこちら。
茶そばを茹でて焼いて、つけ麺で食べる山口の名物料理です。【ごくうま山口】猪俣製麺瓦そば
ヨロボン
※この本に「研究 瓦そばのルーツと普及に関する社会心理学的一考察」 という章がある
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東京で『瓦そば』を食べられる店。
昨年 オープンしてからテレビとかでも取り上げられた店。残念ながら、伺った日は満員&蕎麦切れで入れなかった。
【花ちる里】 中央区銀座6-8-6 木の実ビル3F
店のブログ
平日のお昼に、瓦そばとおにぎりで\1,000、夜は瓦そばと野菜料理の懐石\5,800など。
その他、【
kawara CAFE&DINING】や【
福の花】などで『瓦そば』が食べられる。
上野の【下関ふく太郎】は昨年9月に閉店して食べ損なったorz
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