久しぶりに甲府で一番の老舗のおそば屋さんへ。4年8ヶ月ぶりだなぁ
【純手打ちそば 奥村本店】 山梨県甲府市中央4-8-16
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前回の紹介文を編集:
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『蕎麦春秋vol.12」(09年冬号)』の「JRで行く蕎麦の旅 山梨県甲府市」という企画で、筆者が回った6軒のひとつとして紹介されている。
約360年前の江戸時代、飢饉で年貢が納められなかった信州佐久の村の顔役が息子二人を連れて甲府城代に年貢の減免を直訴。
直訴が罪の時代、父は獄につながれ、兄は国に帰り、弟がお城の近くで父の帰りを待って蕎麦団子を売ったのがお店のはじまりだとか。
父が釈放されてからも商売を続け、これが【奥村本店】の始まりとなった。
奥村の由来は奥の村から出てきたからだそうだ。
ここから暖簾分けしたお店がたくさんあるので、山梨には『奥義』、『奥藤』など『奥』のつくおそば屋さんが多い。
第二次世界大戦時の空襲で店が全焼して資料が残っていないが、現店主が16代目くらいだそうだ。
こちらのお店は「
甲州カツ丼」発祥の店と言われているそうだ。
お品書きに『かつ丼』、『煮かつ丼』のふたつが載っている。
全国一般的な卵とじタイプは『煮かつ丼』。
甲府市周辺で『かつ丼』というと、ご飯の上にキャベツ主体のサラダとトンカツが乗ったものを指し、店にもよるが、ソースを自分で掛けるのも特徴のひとつ。
こちらではトンカツソースとウスターソースがお好みで掛けられるそうだ。 (
参考ブログ )
店主の息子さんは、カリスマダーツプレーヤー(チャンピオン!?)だそうで、店内にダーツの雑誌や記事が置かれているだけでなく、ダーツを置いているらしい。
私は気づかなかった。 (
紹介記事 )
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軽く
をプハァ~
鶏のもつの煮込みが『
甲府鳥もつ煮』として甲府名物になっていて2010年の「第5回B-1グランプリin厚木」で優勝している。
『鳥もつ煮』は、創業が大正2年の老舗で、10店くらいの暖簾分けの店がある【奥藤本店】の2代目が、昭和25年頃に発案したものだと言われている。
「
そば屋に行って、まず『鳥もつ煮』を頼み一杯飲みながら、仲間と楽しく語らい合い、シメに「さて、蕎麦でも食べてみるけ?」
甲府でよくある風景」 だそうである。
『甲府鳥もつ煮』は甲府市内の
そば屋の定番でコリコリした砂肝、弾力のあるハツ、軟らかいレバー、きんかん(産卵前の卵)のもつ煮。
強火で水分を飛ばし、甘辛のあめ状のたれでうまみを閉じこめたもの。
『いりとり』??? お品書きには載っていないが、卓上にこんなのがある。『甲府鳥もつ煮』の前身となるもので、鶏のササミを同じくタレで照り煮したもの。これは前回いただいている。
ということで、まずは『鳥もつ』\680。甘めでビールにあって美味しいね
深入りせずに〆の『もりそば』\770。
粉はすべて国産のもので、そば粉10につなぎの小麦粉1の比率で打つ「外一そば」だそうだ。
細めの手打ち。美味いわぁ~
ごちそうさまでした~
【訪問履歴】
1回目:
2010年8月8日 『カレーそば、鳥もつ、いりとり』
【関連ブログ:他の甲府のそば屋で鳥もつ煮とそば】
■
2015年3月28日: 奥藤本店 甲府駅前店で『甲府鳥もつセット』他
甲府鳥もつ煮 お家で簡単セット
レシピ付B級グルメ 甲府鳥もつ煮 お家で簡単セット レシピ付き
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