ロンドンには、ヨーロッパ最大のゲイコミュニティがあるらしく、今月はじめには毎年恒例のゲイパレードが大々的に行われました（ BBCオンライン）。

このパレード、市長のリヴィングストン氏を含むおよそ３万５千人が参加したそうです。
筆者はあとからニュースで知ったので行けなかったのですが、できれば見てみたかったものです。

なんて思っていたのもつかの間、つい昨日、イタリア人のゲイにナンパされるという驚きの出来事がわが身に降りかかってきました。
それも、ゲイで有名なナイトクラブの近く、などというわけではなく、神聖なるロイヤルアルバートホールの前で、それも白昼堂々とです。
１年もロンドンに住んでいると、いろいろとあるものですねえ。

僕がロイヤルアルバートホールの脇を歩いていると、某イタリア車に乗った３０歳くらいのサングラス姿のお兄さんが、僕の目の前でおもむろに車を止めました。
そして地図を片手に、
「エクスキューズ・ミー」
というので、僕は最初、道を尋ねるのかと思いました。

ところが、彼はイタリア語なまりの英語で、

「僕はローマからドライブで来たところなんだ。君はどこから？　東京？　そう！　コニチハ！　実はさっき服を買ったところなんだけど、君にぴったりだと思うんだよねー。今、世界各国のモデルを探しているところなんだ。よかったらこのジャケット、君にプレゼントするよー。それから今から一緒にドライブに行かない？　君は僕のエンジェルだよ！」

と、ものすごい勢いで口説かれてしまいました。
そんなこと言われたって、残念ながら僕は男には興味ないのですよー。

筆者は日本人の同年代の平均身長はわずかに上回っているものの、やはり欧米の男よりはだいぶ小さいので、彼らには「かわいく」見えてしまうのでしょうか。

笑って「バイバイ」と言ってそそくさと別れたのですが、付いていったら、また違った世界が垣間見れた・・・かな！？