エリザベス女王のアイルランド訪問(遅ればせシリーズ1)
さて、しばらくブログの更新をサボっている間に、いろんなことが起きてたので、少しづつ書いておこうと思う。色々あったが、イギリスの歴史に照らして見れば、エリザベス女王のアイルランド訪問がトップニュースではないかと思う。何と言っても、イギリス国家元首のアイルランド訪問は、100年ぶりのことだ。アイルランドは12世紀に、ヘンリー2世に支配されて以降、紆余曲折がありながらも、イギリスに実質的に支配(植民地化)されてきた歴史がある。1801年には、イギリスに併合されたという屈辱的な歴史を有している。何と言っても、19世紀のじゃがいも飢饉では、食料はイギリスに吸い寄せられ、アイルランド人は100万人が餓死し、100万人が、アメリカに移住したと言われている。今回のエリザベス女王の訪問も、事前にはいろんな心配や反対もあったようだが、大変素晴らしい成果があたっと思う。成功といって差し支えなかろう。難しい論評は横に置いて、やはり、アイルランドが経済危機の最中にあること、エリザベス女王が高齢でかつ女性であることが、結構ポイントだと思っている。そういう意味では、千載一遇のチャンスをきっちり活かしたように思う。だって、自分が元気で力が有り余っているときに、偉丈夫なキングに上から目線で見られても、許す気に離れないが、小柄なお婆さん(※大丈夫かな。不敬罪で捕まらないかな~)が、国家カラーのグリーンのワンピースで現れたら、何だか和んでしまいますよね。やっぱり、王室外交って重要ですね。過去からの栄光も過ちも全て背負って生きてこられた国家元首が来ることに意味があるのであって、戦争を知らない子供たち、であるキャメロン首相などでは、やはり、歴史と対峙することは能わないでしょうからね。お読み頂き有難うございます。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ