今日はポピーデイ。国を守るために戦った人達の誇り。
今日は、あいにくのお天気。と言ってもイギリスの11月というのは大体こんなもんですが。さて、今日は、イギリスにとって特別な日、「Poppy Day(ポピーデイ)」です(正式名称は、「Remembrance Day」)。これは、第一次世界大戦の休戦協定が締結された11月11日に一番近い日曜日で、戦没者の慰霊のための公式行事や礼拝が各地で行われます。ロンドンでの公式行事にはエリザベス女王も出席し、最前線で戦っているアフガニスタンには、ウィリアム王子が駆け付けました。ウィリアム王子は迷彩色の軍服で登場し、兵士たちに好評だったようです。ポピーデイと言えば、ポピーの形をしたバッチ。BBCのアナウンサーや国会議員なんかは皆、この2週間、胸に飾っていますね。日本でも、ハリーポッターのプレミアム上映会のニュースなんかを観た人は、出演者が胸に着けていたのを覚えていらっしゃるかも。 これは、戦没者の墓地の整備のために始められた、寄付金を集める事業の一環であり、街中でもバッチを売って寄付を集める人を沢山みかけます。ただ、何んとなくなんですが、日本人としては、趣旨には賛同するんですが、ポピーを付けるのはどうにも”てらい”があって、私は寄付はしていません。午前中は、TVでパレード中継などを観ていたが、退役軍人や戦争未亡人等が、誇らせしげに行進しているのをみて、表現しずらい不思議な感覚を覚えた。それぞれの戦争の是非は一旦横に置くとして、彼らは自分たちが祖国を守ったという自負を持っていて、それが彼らの誇りなんですね。Remembrance Day、つまり、国のために戦った人たちを忘れないための日。日本人も日本人なりの”誇り”を再確認して、世界から尊敬の目を向けられるためにはどうしたらいいんだろうなと、きりっとした姿の衛兵や誇らしげな老兵達を見ながら考えた。 以下のマーク(「ブログ村」)は、人気投票のボタンです。 応援して下さる方がいらっしゃれば、クリックして頂けると嬉しいです。 "励み"にしていますのでよろしくお願いします(^^)。 にほんブログ