新しいスピリチュアルな考え方の提案・LORAN

雨が降り続いた１日でした。

久しぶりで東京へ行きました。

東京駅から京浜東北線、総武線へ乗り継いでいきました。

１時間ほどで用件は終わりました。

明日表紙の色あわせが終わり、印刷に１週間、その後製本になるので２７～２８

には完成するとのことでした。

昨日のなごやすぴこんへは間に合いませんでしたが、１１月６日の大阪すぴこ

んには出展できそうです。


以前は自分の世界だけに埋没していましたので、時間を楽しむことができませ

んでした。１分も早く到着し、少しでも多くの仕事を片付けたいと思っていま

した。たった一駅の区間でも新幹線を利用していました。僅か１５分の差でも。

これは時間脅迫症だったのでしょう。仕事を抱え込み、仕事に埋まっていれば

安心していられるという仕事脅迫症でもありました。


あれから１０年が経ちました。自分を追い込んだ死の寸前から帰還しました。

あの頃、１０年後にこのような心穏やかで、平和で楽しい日々を送る日が来る

ことを予想もできませんでした。

いま電車の中で周囲を見渡すと、あのころの自分と同じ仲間が必死になって

電話にしがみつき、目を充血させて書類を見つめています。彼らもまた、同じ

学びのコースを辿っているのでしょう。その中の何分の１の人は戦死するので

しょう。また何分の1の人は私と同じ道を辿り、帰還するのでしょう。

そう思うとバッグの中にある本を取り出すこともなく、思いを巡らせていまし

た。だれの上にも等しくチャンスはあるのでしょう。願わくば彼らが１日も早

く気づきにいたりますように。