先日の日記にも書きましたが、ついに１０００人目の子どもの笑顔が誕生しました～！
私が参加しているMake a Wish of Japan札幌支部からの情報を受けて
ネット検索してみたら毎日新聞の情報にヒット。
今月３日に｢マジシャンの前田知洋さんにマジックを教わりたい」という
夢を叶えられた守本良平君(１６歳)は、１４歳のときに白血病を発病され
骨髄移植を受けられ、現在は入院中だそうです。
日ごろから好きなマジックを病院のスタッフにも披露され、
笑顔や驚きを伝える程の腕前だそうです。
そして、憧れの前田さんに会うことができたのは
守本君が夢を願い、それを伝えて、諦めなかったからなのではないでしょうか。
また、好きなことを忘れずに好きなマジックを続けられたのには
スタッフやご家族の方も楽しんでいるという、ある種のサポートもあるように思います
その相乗効果というか波紋のような広がりが、この新聞記事から響いてきて素敵です。
病棟って、スタッフも患者さんも病気にばかり目が行って、
それ以外の自分らしさや夢、したいことなど見失いがちのような気がします。
ついつい視野が狭くなり暗くなりがちな場で、見失わずに笑顔があふれるのっていいなぁ
笑顔があふれると緊張もゆるみ、ストレスも軽減して生きる意欲が沸くように感じます。
自分にとっての夢、『これ!』というものを見つけた人って輝いていますね。
コーチングを知る前に、このボランティア活動を知って
夢を叶える子どもたちの輝きに触れたことが今の私の根っこにあります。
直接、間接を問わず関わらせていただけることで、
私自身も自分の夢を大切にしてゆきたいと感じますもの。本当に感謝と感動です。
Make a Wishは、難病と闘う子どもたちの夢をかなえるお手伝いをしています
国内では1992年に活動を開始しまして、現在は全国９ヶ所の支部
沢山のボランティアが連携を取り、
一人ひとりのOnly Oneな夢の実現に向けてサポートをしています。
彼らの夢を通して、私たちも夢の持つ力、輝きを見つめてみませんか？
＜毎日新聞 2007.2.5朝刊＞
重い病の子どもの夢をかなえるボランティア団体「メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン(ＭＡＷＪ）」（東京都千代田区）が３日、９２年の設立以来国内１０００人目となる夢を実現した。「子どもたちの力になりたい」と活動を続けてきたＭＡＷＪ。「１０００人の子どもたちの笑顔に会えてよかった」と関係者の喜びも大きい。
その夢をかなえたのは東京都昭島市の高校生、守本良平君（１６）。１４歳で急性リンパ性白血病と診断され、１年１カ月間入院。さらに昨年６月、急性骨髄性白血病を発症した。同１２月に骨髄バンクを介し骨髄移植を受けた。
良平君は小学生の時にマジックに興味を持ち、前田さんにあこがれた。入院中も医師や入院中の子どもたちを楽しませるほどの腕前だ。
３日午後、前田さんは治療のために免疫力が弱くなっている良平君に配慮し、感染防止のマスクをつけて病室に姿を見せた。涙を流して喜ぶ良平君。披露される妙技に「テレビで見るよりすごい」と息をのんだ。良平君もトランプを使ったマジックを披露。前田さんは「マジックは人に喜んでもらえることが大事。今の（マジック）も完ぺきだったよ」とエールを送り、再会を約束した。
良平君は「白血病で苦しんでいる人はたくさんいるけど、骨髄移植を受けられるのは３割程度だと聞きました。（多くの人が）骨髄バンクをよく理解して登録してほしい」と語った。
ＭＡＷＪの大野寿子事務局長は「１０００人の笑顔に出会えてよかった。ボランティアの協力もあったと思うが、１０００人目にこぎつけた原動力は子どもたち自身。子どもたちが道を開いてきた」と話した。「メイク・ア・ウィッシュ」運動は８０年に米国で始まった。病の子の願いをかなえる活動を続ける。ＭＡＷＪの連絡先は０３・３２２１・８３８８。【吉永磨美】
記事は、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070204-00000012-maip-sociから引用させて頂きました。
