カテゴリ:宝塚
今更の話題になるが、ついに星組の次期トップスターが発表された。
しかし、タイミングが悪かったのか、僕は熱帯魚に振り回されて気もそぞろだったため、特に大きな感慨も無く、「おお、やっぱりそうか」という感想しか出なかった(失礼…)。 (そこから、魚1匹に対する僕の狼狽と心労を察して頂けると有り難い…笑) まあ、今回は順当と言うか、他の人選を想像する方が逆に難しい結果だったため、リアクションも薄くなったのかも知れないが…。 (完全に言い訳だ…笑) 次期トップスター … 紅ゆずる 次期トップ娘役 … 綺咲愛里 2度目に【こうもり】を観劇した際、フィナーレで2番手の羽根を背負い、大階段を降りて来る紅を見ながら、「ああ、彼女がトップになっても、きっと僕は星組を観に来るんだろうな…」とふと思った記憶がある。 そして、イーダ役の娘が気になって、公演プログラムで調べたのが綺咲だった。 その時は単に「可愛い子だな…」と思っただけなのだが(失礼…?)、普段なら娘役に興味を示さない僕がわざわざ調べたという事は、何かの予感があったのかも知れない。 (確かに、あの日の僕は、何かしら霊感的なものが働いていた) それにしても、紅ゆずるは北翔海莉の後任で良かったのではないかと思う。 これは、飽くまで素人の憶測でしかないが、「トップ・オブ・トップ」と呼ばれた柚希礼音の退団後、良くも悪くも、残された組子達は柚希の影を追いかけようとしたはずだ。 そして、それはもしかすると、ファンも同じだったのではないか…。 そんな状況で、仮に紅がトップを務めたとしても、柚希と比較される運命から逃れられず、正当な評価をされる事は無かっただろう。 表現は間違っているかも知れないが、北翔海莉という謂わば「別枠」のスターが間に入る事で、星組は上手くリセットされたのではないかと思う。 また、柚希と並び立つ実力者でありながら、北翔が柚希とは全く違うタイプだった事も幸いした。 勿論、だからと言って、紅が安穏として良いという話ではない。 寧ろ、北翔が誰よりも「努力の人」だったからこそ、紅も今の「実力」そのものよりも、就任後にどれだけ「成長」できたかが問われる事になるのではないかという気がする。 それは、綺咲も同じだ。 実際、ネット上では、新トップ2人の実力を疑問視する声も少なくない。 その「疑問符(?)」を「感嘆符(!)」に変えられるかどうかは、今後の彼らの努力次第だ。 2人とも華があるので、小細工に逃げず、真正面から勝負できるトップになって欲しいと思う。 因みに、以前にも書いたが、僕にとって、観たいと思う男役が一番多いのが星組だ。 まこっつあんを始め、「紅5」の個性的な面々も、もっと前面で観てみたい。 勿論、せおっちもだ。 そして、何より誰より… 星組には、七海ひろきがいるじゃないかぁあッ!! 彼女をもっと輝かせてあげてくれぇえッ!! 彼女はシリウスにだってなれる人なんだぁあッ!! と、どさくさに紛れて、思いの丈をぶちまけた所で…(笑)。 改めて、トップ就任おめでとう!! 蛇足ながら、ようやく【こうもり】のDVD・ブルーレイ発売が決まった。 先に、花組【ME AND MY GIRL】の発売が発表されたので、まさか今回も版権で揉めているのかと心配したが、とりあえず安心した。 まあ、僕が買うのはCDなので、あまり偉そうな事は言えない…(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.06.24 20:15:39
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