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テーマ:池松壮亮く~ん♪(88)
カテゴリ:池松壮亮
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稼動していないテーマみたいだけど、 わたくし、使わせていただきます というわけで、昨日の続きです。 夜のピクニック 2006年(「夜のピクニック」FILM VENTURER) 監督:長澤雅彦 脚本:三澤慶子、長澤雅彦 原作:恩田陸 で、池松壮亮くんの役どころは、というと、 貴子(多部未華子)や美和子(西原亜希)の親友で、 NYに越してしまった杏奈(加藤ローサ)の弟、順弥。 最初にこの作品を見たときは、まーーー空気の読めない、 無神経なわけのわからん小僧だなーっ ・・・って感じ? ねーちゃんの好きな人が誰なのかを探りに来た、 ねーちゃんがいいと言っていた歩行祭がどんなもんか体験しにきた、 という感じでしたが、、、夜はキャンプしたりところどころ抜けていく、 不真面目さ?もあって、軽い奴だなー、何なの?・・・っていうキャラ。 前年の歩行祭の写真にも、あちこちに写っていて、 でもどの学年にもこんな生徒はいない、ということで 貴子と同じクラスの梨香(貫地谷しほり)は、 幽霊だ、ユーレイだっ、って大騒ぎするんだけど、、、、 みんなと同じ学校ジャージを着て一緒に歩く、 キャップも目深にかぶり、ヘッドフォンつけて・・・ここではまだナゾの人物。 夜に入った歩行祭で、やっと貴子に接触してきます。 そして、杏奈の弟だ、ということで正体がはっきりします。 去年も杏奈に内緒で来たらしく、 歩行祭の面白さがわからないと言いつつも、一緒に歩くわけね。 ただ、順弥が知りたい、杏奈の好きな男というのが、友達の兄妹だって言っていた、 と言い出して少なからずドッキリ・・・の貴子。 イマイチ情報が得られない順弥は、7組の貴子たちの前方を歩く 3組の美和子のところへ走って移動していきます。 そして、やはり杏奈の好きなヤツのことを探るわけだね。 美和子と話しながら、落ちていた傘と小石で バッティングするちょっとしたシーンがあるんだけど、当然サマになってます このあと、一旦順弥は歩行から離れたかな、出てきません。 日が変わる頃、融(石田卓也)の誕生日がきて、 融を狙っている亮子(高部あい)が絡んできたり、自分も亮子に振られた 経験のある戸田(郭智博)とか、夜になると元気な高見(柄本佑)とか まあいろいろあるんですけどね。 でも結局杏奈の好きなのが誰かわからないまま、 みんなは学校での仮眠をはさんで夜が明け、今度は自由歩行、という 時間帯に入りました。それまではクラス単位で団体歩行だったようですな。 運動部を中心に、猛然とダッシュするんだよなあ~、残り20キロもあるのにっ 融と戸田はそれぞれ運動部なので、ダッシュ、貴子も運動部の美和子と 一緒にかなり頑張ってダッシュ。その後、足を痛めてペースダウンした 融と戸田に追いつきます。自分の経験から、貴子と融をくっつけたい戸田、 実は事情を知っている美和子・・・夜明けとともにいろんな想いが交錯します。 そして友達の車で、再びみんなの前に現れる順弥。 これが、空気の読めない、無神経なボーズ、の図 融、兄妹は?みんなの知らない兄弟は?? とか言っちゃって、凍りつく4人・・・いや戸田以外の3人か? 目配せする美和子と融を見てわかっちゃった順弥は、 融の兄妹って、貴子なの!?ってまーでかい声で・・・ 自分でも、やっべぇ・・・って思ったようで、そそくさと友達の車に乗り込んで 立ち去っていきます。 残された貴子や美和子、融や戸田は引きつり気味、当然無言。 そりゃ、デリケートな問題を本人ではなく、一番イヤな間接的な形で、 ねえ・・・やれやれ。 撮影は2005年だから池松くんは中学3年生くらいか? 幼い、無邪気で素直で自由奔放な、裏を返せばちょいと無神経な、 そんな感じが良く出ているけど、もう少しいろんな演出があれば 実力がもっと存分に出せたのでは・・・という気がしないでもない。 それはどのキャストにも思ったんだけど。 でも、無事に話が出来た貴子と融のシーンは、やっぱいい感じだった。 それまでとげとげしかった融の表情も、一気に柔らかくなったし。 その後、気まずく立ち去ったものの、 ゴール近くでまたみんなの前に現れる順弥。 杏奈のおまじないって、順弥のことだったんだね、 って美和子に言われてきょとんな顔。 やっと杏奈からのハガキのイラストが 順弥のキャップと同じもの、ってのがわかり、杏奈は全部わかっていたんだ、と すっきりする美和子と貴子。どんな形だったにせよ、順弥がコトを進める 起爆剤?になったには変わりないわけで。だから杏奈はしつこく好きな人、 の情報を順弥に伝えていた・・・?ちょっとそのへんの描写は 判断しきれなかった。 美和子に、一緒にゴールしよう、といってもらい、 気まずそうに照れくさそうに、一緒にゴールする順弥。 こうしてみると、やっぱ一人幼いね そして、最後は一緒にゴールしちゃうんだから、結構オイシイ役どころかな。 一緒のシーンは無いけど、杏奈とケンカしながら仲いい姉弟なんだろうなー、 っていう雰囲気がとっても出ていたと思います。 そういや、信さん・炭坑町のセレナーデの舞台挨拶で、 柄本時生くんが、壮ちゃんはお兄ちゃん(柄本佑)と共演してるから、 その話題で盛り上がれた、みたいなことを言っていましたが、 柄本佑くんもかなり個性的な役柄ですねー、結構ハッピーエンドでよかった。 作品としては風林火山も共に出演(絡んでないよね?)、 夏ドラの前置き?この前のSPドラマにも出てました。 こっちは当然絡んでないけど。 また、同じく信さん~で再共演した石田卓也くんも、 夜ピクで共演したときは自分より小さかったのに、久々に共演したら 背が抜かされてた、なんて言っていましたね~ 確かに、まだ声変わり途中みたいなちょっと高い声だし、 体つきも華奢で顔もまだまだ幼さが残っています。 だいたい砂時計の前、新撰組!!の鉄の前後くらい? かなりいい感じで出ています、成長過程を見てる、って感じで 映画としては、少し物足りない感じがするんだけど、、、 並んで一緒に歩く いろんな意味で、それがポイントなんだよね。 パンチはないけど、余韻が残る作品、というのかな。 原作者、恩田陸さんの作品って読んだことないんだけど・・・ 一度読んでみようかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.05.21 20:57:50
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