ただいま～！でございます。
ぐるぐる渦巻き雲の中からただいま生還いたしました。

亡くなった富山の伯父さん。
伯母さんの七回忌を早めに済ませた所だったそうです。
具合が悪くなって、自分で入院の荷物を揃えて救急車を呼んで、
近所の方々に手を振って病院に行き、息子が着いてから意識を取り戻し別れを言って
亡くなったという…なんともあの伯父さんらしい、
しゃきっとしたお見事な最期でした。

伯母さんの49日に「最愛の妻を失い」…あの年でそういう言葉を使えた伯父さん。
ルーちが持っていった、伯母さんの昔の写真を見て号泣した伯父さん。
庭仕事をしながら「ルーちちゃん、お茶くれんかね」そう言って、
「わしが庭仕事してるとちょうどいい時にあいつがお茶とお菓子持ってきてくれてな。
『そんな根、詰められんと、少し休まぁれ。お茶飲まぁれよ～』…言ったものよ。」
目を潤ませていた伯父さん。
49日間の精進を一切の妥協無しに自分一人でやっていた伯父さん。

…伯母さんが呼んだっちゃよね。きっと。
「あなた、充分やから。もうこっち来て休まぁれ。」って。
だから、ちょうどいい時だったんだよね、伯父さん。
伯母さんと今頃はお茶でものんびり飲んでいるのでしょうか。

ととさんはへとへとになって帰ってきました。
というのも、ととさん達が出発してすぐにフル装備の富山弁で電話があり、
ととさんの小学校の恩師が亡くなったとの事。
何と、伯父さんと同じ日。しかも同じ葬儀場。
ですからととさんは葬儀二つはしごです。
曰く、「伯父さんと先生に呼ばれているみたいだ…」。
その先生は奥様が亡くなって49日に亡くなるという、
なんとも仏教王国富山ならではか～という感じでした。

でも、もっとへとへとになったのはかかさんかしらん。
宅急便で生魚が届き、ルーちはさばけないのでどうしようもなく…
かかさん葬式から帰ってまずは生魚をさばいて冷蔵庫へ。
…またこの人が、料理が上手い癖に切れない包丁を使う。
ルーちが数年前に送った包丁セットは？と聞いたら、
「ちゃんとしまってあるよ。」
…意味無いじゃん～

帰ってきたら寝るばかりにと思ったのにね…役立たずな娘でゴメン…。

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