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テーマ:ヨーロッパ旅行(4248)
カテゴリ:ホリデーの過ごし方
12月23日、いよいよヨーロッパに出発しました。最初の目的地はフィンランド。 フィンランドはずっと行ってみたいと思っていた国の一つ。お昼の12時ごろに関空を出発して10時間くらいのフライトでフィンランドの首都ヘルシンキに到着しました。現地到着時間が午後3時くらいだったかな。不思議だったのが、お昼のフライトだったのに、途中で窓の外がずっと真っ暗だったこと。北極圏とか飛んでたのかしら・・・。 空港では長年の友人Jが出迎えてくれました。Jは高校生の頃からの友達で、今は日本に住んでるけどちょうどフィンランドに里帰り中。会ったのは何年ぶりくらいだったかなー。たぶん5、6年ぶり。久しぶりに会えてめちゃめちゃ嬉しかったです。そこからバスに乗って、一路Jのご両親のおうちがあるラハティという街に向かいました。 午後三時過ぎなのにもう辺りは暗くなっていて、北のほうの国に来たなーと実感。バスの窓から見える景色も北欧の雰囲気が出てました。なんていうか、木が北欧って感じがしました。オーストラリアのユーカリの木が生えてる景色とはやっぱり違うなと。 「家に帰ったらさっそくやらなきゃいけないプロジェクトがあるから。」 と何やら意味深なことを言うJ。プロジェクトって何だろーと思いながらラハティに到着。バス乗り場にはJのお父さんが迎えに来てくれて、そこからは車でJの実家へ。そこでJのお母さんとお友達のAちゃんに迎えてもらいました。 Jは玄関先に立てかけてある大きな木を指差して、「これがプロジェクトだよ。」とニヤリ。え? これってもみの木? クリスマスツリー? そうです。フィンランドでは本物の木を毎年買ってきて、クリスマスツリーにするんです。本物のもみの木のクリスマスツリーは何年か前に知り合いの家で見たことがあったけど、香りがすごくいいんだよなぁー。しかも、Jの家の居間はすごく天井が高いので、もみの木も高さが二メートル強はあるような大きいものでした。 早速Jとお父さんがもみの木を家の中にセッティング。何しろ大きい木なので脚立を使っててっぺんの星とライトをつけてました。すごいなぁ。 残りの飾りつけは翌日にすることにして、今度はもっと小さいツリーを買うためにクリスマスツリーマーケットみたいな所に行ってきました。その時点で夕方6時くらいだったかなー。ちょっと粉雪がちらついてて、空気がキリッとしててすごく気持ちよかったです。小さい木を買って、歩いて帰宅。辺りはすごく静かできれい。いい国だなぁ、フィンランド。 翌日、時差ぼけでぼーっとしながら目覚めたらまだ外は真っ暗。もう8時過ぎなのに全然明るくなる気配もなし。9時ぐらいになってようやく明るくなり始めました。フィンランドにいる間、ずーっと曇りだったのでだいたい毎日そんな感じだったな。昼間でも暗い感じ。家の中も電気を使うよりキャンドルを使う人が多いみたいで、Jの家はもちろん、よその家の灯りもみんな柔らかい感じで、煌々と明るい場所の記憶がありません。その雰囲気がまた素敵だったんですが。 さて、いよいよ本格的にツリーの飾り付けを開始。シルバー、ゴールド、赤をメインにした飾りをどんどんみんなでツリーに飾り付けて、素敵なクリスマスツリーが出来上がりました。 素敵なツリーでしょ♪ フィンランドのクリスマスはなんだかすごく静かな感じでした。ラジオから流れてくる音楽もすごく静かな感じ。この日はクリスマスイブだったので、夜に近所の墓地へ。フィンランドではクリスマスイブに墓地に行ってお墓にキャンドルを灯すそうです。なんだか灯篭流しを思わせる風景でした。 これは遠くに家族のお墓がある人たちのためのスペース そしておうちに帰っていよいよクリスマスディナー。フィンランドでは魚がたくさん食べられてるみたいで、ディナーの内容はサーモン、ハム、野菜のプディングなどなど。あ、あとトナカイも食べました。どれもすごく美味しくて、今でもあの味が忘れられません・・・。あと、いろんな種類のピクルスがあって、それも美味しかったなぁ。 ちょっと暗くてわかりにくいですが、ディナーがならんだテーブルです その後プレゼントを渡しあってクリスマスは過ぎて行きました。オーストラリアの夏のクリスマスも楽しいけれど、やっぱり北欧のクリスマスは家の中にいるだけでも雰囲気が素敵。クリスマスの時に来てみて本当によかったと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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