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テーマ:オペラ座の怪人2005(445)
カテゴリ:映画
今日5月31日という日は、不思議にも完全オフでした。
おまけに朝から雨で、いかにも「行くしかないっしょ!」と 天の声が聞こえてきそうで、目指すは赤坂郵便局。 ひとりで行って参りました。 遠くから「ひと目、ファントムの横顔だけでも見れればいい」 と思って行ったのです。11時45分着。すでに郵便局前は長蛇の列。 そうそう、ATMの用事があったと一般客になって局内をまず偵察。 普段と変わりない通常業務の窓口。ホントにここに来るのかしら・・ 外に出て一体どこまで列が続いているのやらとたどっていくと、 もう少しで草月ホールに届くぐらい・・・。 列に加わる勇気が自分にあるかどうか・・・、 「最後尾はこちらで~す」と警備のお兄さん。 「はい」と素直に並んでしまいました。 するとその兄さん「握手会になりましたが、ここまで人数が多いので 時間の都合上、握手できない場合もありますのでご了承ください」 と、私に告げるのです。 エッ、「握手?」 並ばせておいてできないときは諦めろ、はないでしょう? こうなると意地でも、と思ってしまう江戸っ子気質です。 国道246号線は相変わらずの混雑。 どのドライバーも奇異の目で見ています。 徐行するバスの中から男子高校生が「何やってんですか~?」 と身を乗り出して聞いてくる。 「何やってんですかって、・・・何やってんだろ、私」 だいたいアイドルの追っかけもやったこともないし、 「並ぶ」っていうことが大嫌いのはずの私が、 黙々と本を読みながら並んで待っている・・ おかげさまで一冊読了。時間はそろそろ12時半。 列が動きました。入り口に近づくにつれドキドキしてきて、 あ~なんて言おうかしら・・。それより私の前で打ち切りにされたら どうしようなど、ほぼ錯乱状態。 入り口に入ると、もうすぐそこにジェリーが! 「スムーズに、握手だけですよ!」と係員の声も 頭の上をかすめ、一歩、一歩、ファントムに近づく私。 「Nice meet you. I'm very happy....」 差し出した私の手は外でずっと待っていたせいか 冷たかったです。その手を包み込むように柔らかく 少し暖かいぬくもりで、ジェリーは私の目を覗き込むように 見つめてくれました。(・・・・ホントだってば~) 深いブルーの瞳に吸い込まれたまま、私はそれ以上何も言えず 立ちすくんでしまいました。 「はい、次の方!」 非常な声に我にかえり、また振り返りつつ Uターンをしてしばしウォッチング。 素敵でした。背が高いわりにそんなにごっついという 体格ではなく、しなやかなシルエットでした。 顔はちっちゃくて、とにかく笑顔がいいです! 優しさにあふれていました。心からファンに接してくれていました。 ダークグレーのTシャツでしたが、郵便局で用意した 黄色い「はっぴ」を着せられていて・・・・ もう、キャンペーンとか言うとすぐ「はっぴ」を着せるんだから。 (黒マントの方がいいのに~!) 郵便局の一般のお客様もいる中で こんな光景、冷静に考えたらすごい「絵」になっていると思います。 大きな混乱もなく見苦しいほどのご迷惑もなかったように思います。 ポストカードは300枚用意されていたそうですが、 私の手には入りませんでした。 ちなみに係りの方に何人ぐらい来たんでしょうか?と聞きましたら、 「約400人」とのことでした。 先に握手を終えたファンの方たちが路上で出待ち。 ジェリーもガラス越しに手を振ってくれて、 そのたびにデジカメの嵐と「きゃー!」 もちろんそこまではできない私ですが、いつまでも残る ジェリーの手の感触を感じながら、 ニヤニヤして帰途につきました。 あのクリスティーヌの首にからみついた「手」ですよ! ああ~、もうクラクラです。ファントムの魔法にかかってしまった感じです。 こんないい日はないので、帰りに「宝くじ」を買って帰りました。 (当たる気がするんです~) こんなにも自分がミーハーとは思いませんでした。 そんな自分にあきれながら、今日もサントラを聞いています。 ヾ(*'-'*) 「行った方がいいよ」「行けるなら行って!」と 応援してくださった皆様、ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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