KINTYRE’S DIARY～旧館

あのマイケル・ジャクソンが１２歳少年への性的虐待容疑で逮捕状が出たそうだ。今何処の国でもこのニュースで持ちきりだそうだ。マイケルは1993年にも同様の容疑で疑惑が報じられて、この時には約１６億円とも噂される示談金を払って解決したそうだ。しかし今回は相手の少年に対して脅しとも取れる言葉をかけていたとの報道もある。マイケルはその幼児的な性格が度々取り沙汰されていて、広大な自宅にも遊園地を作ってこれらの少年達と共同生活を営んでいたそうだ。

ジャクソン５として兄弟達と一緒に芸能活動をしてきたマイケルは、幼少期に父から受けた体罰や愛情を欠く扱いにとてもショックを受けていたそうだ。そんな彼が何時までも大人に成りきれない、ピーターパン・シンドロームを患っている。幼少期から芸能界で活動してきたマイケルは一般社会からは隔絶された世界で終始生活してきた。そんな孤独なスターの生活は彼の人格形成にも大きな影響を与えたと私は思う。

1993年の少年への性的虐待行為が発覚して以来、マイケルの音楽活動にかつての飛ぶ鳥を落とす勢いだった８０年代の面影は無い。今回の逮捕状発給で彼の逮捕は免れない状況になって来た。皮肉にもマイケルの２度目のベスト盤が発売になったばかりで、是が今回の最大の宣伝材料になったのは皮肉だ。今回の件で彼の輝かしい音楽活動歴に傷が付いたのは残念だ。例え無罪を勝ち取っても傷ついたイメージは、マイケル・クラスの大物でも音楽活動にはマイナスに作用するだろう。
～後日談～11／24付
マイケルは徹底抗戦の構えで腕利きの弁護士を早速雇ったそうだ。そしてＯ．Ｊ．シンプソン見たいに弁護士のドリーム・チームを組むそうだ。その費用は毎月50万＄（約5，450万円)をくだらないそうだからこれまた桁違いだ。さっきニュースを見ていたらマイケルは約２４０億円とも噂される負債も抱えているそうだ。もっとも資産は400億円以上だから問題は無いそうだ。一説によれば浪費とコンサートのキャンセル代や裁判などに莫大な費用をろうしていたそうだ。