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テーマ:気になったニュース(30956)
カテゴリ:時事・ニュース 国内
全国で100歳以上の高齢者の所在不明が次々に判明している問題で、新たに、神奈川県内の男性最高齢とされる川崎市の109歳男性や大阪府内の20人が所在不明であることが分かるなど、4日の時点で、100歳以上の所在不明者が全国で計48人に上った。 中でも東大阪市の不明者の数が他の自治体と比べて圧倒的に多い。東大阪市の発表によると、厚生労働省に報告するため、今年9月に100歳以上になる予定の132人について調査した結果、18人が住民登録上の住所におらず、所在が確認できなかった。 そもそもこの高齢者所在不明のきっかけは足立区で発見された高齢者の白骨死体の事件である。更に、都内最高齢者と認定されていた杉並区の女性も実は所在不明だったことから、各自治体で100歳超の高齢者の所在確認を始めた。 その結果、全国各地で100歳超の高齢者の所在が確認出来ない報告が続々と発表された。 自治体としても民生委員や職員を動員して所在確認を急いでいるようだが、杉並区の例をみても分かるように、所在不明の高齢者とその親族との関係が希薄なケースや、中には、面会を頑なに拒否する家庭も多く、自治体側としても強引に家の中に踏み込む訳には行かず対応に苦慮しているようだ。 昔ならこういう事は無かったのだろうが、最近は、近所付き合いも表面的なものになって来ているし、お互いの家庭を干渉しないような空気があるため難しいようだ。また、家族間でも「親は放浪癖がある」とか「20年以上も会っていない」とか「兄弟姉妹の連絡先も分からない」等、親子であっても他人の様な無関心ぶりで「どこかで生きているだろう」程度にしか思っていないのだろう。 こうした背景の一部として、高齢者が存命であれば年金受給が続くことから、生きているようなふりをしている家族が多いのも事実であろう。 日本は世界的に見ても高齢者の比率が高い国家なのだが、その実態は所在不明者だらけで行政の調査が行き届いていないだけ?ウ~ン、高齢者の所在不明問題も、幼児虐待も現代の日本の暗部を見ているようで嫌なニュースですね。 まだまだこの所在不明問題は、日々、新たな事実が発覚しそうだ。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.05 23:05:19
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