吾妻の山々の紅葉が輝いて見えます



あの夏の暑さはなんだったのだろう？と思えるほどすっかり秋めいてきましたね。みなさんお久しぶりです。

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福島では毎週のように川原で”芋煮会”が繰り広げられています
みなさんはご存知でしょうか芋煮会を。
山形が有名ですよね。あちらは絹取引で栄えた名残で牛肉を使うとか…。秋田では"鍋っこ遠足”と呼ぶとか。秋田の言葉っていろいろな名詞に「っこ」とつくところが優しい響きになって可愛いでよすね。

福島の芋煮会ですが、会津のとある郷土料理研究家の方によると、芋煮会は会津藩の足軽たちの行事に原型があるとか…。


さて、ご覧ください。福島市から見る吾妻の山々です。
こちらは平日でも観光有料道路を目指す車が目立ってきました。
だいぶ麓まで下がってきましたね。

数年前まで、落葉すると農家は一家総出で落ち葉集めをしていました。それを堆肥にするためです。
特に福島県の阿武隈山地は葉タバコの栽培が盛んです。葉タバコ栽培は土づくりが大切ですので、落ち葉で堆肥を作ります。そのために、数頭の牛を飼っていたものです。
大きな並木通りの落ち葉を夜中に掃き集めたりして、”循環”ってこういうことばったのですね。
私も町内会で行う公園掃除に出ながら、集めた桜の落ち葉をもらって堆肥にしています。


ところが、町内会も高齢化してしまって、掃き集めるのも大変になってきたので、公園の木を切ったり剪定したりして量を減らしました。
理想と現実の隔たりを感じますね。
盆栽や箱庭に例えられるニッポンの緑と水の豊かさを表す風景は、たくさんの手仕事と人々の忍耐によって支えられていたのだなーと思いながら紅葉を眺めてしまいました。


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