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テーマ:まち楽ブログ(32245)
カテゴリ:散歩
秋。
朝夕はひんやりとした空気に包まれるも、まだまだ日中は暑いこの時期、岐阜では信長まつりが行われる。
若宮通りの歩行者天国も、
岐阜駅前の広場も、
久しぶりに人々が集った。
こちらは、時代行列を待つ人々...、
ほどなく、祭りはクライマックスを迎えた。
この祭りが終わる頃には、いくつかの台風も過ぎ、岐阜の秋も本格である。
さて、祭りのあとというものは、なにとはなしに、もの悲しいもので...、
同日、秋祭りが行われていたここ、小生が好きなガス灯の町「美殿町」も、そのガス灯の音だけが「ジーーー」と響く...、
http://plaza.rakuten.co.jp/machi21gifushi/diary/201210290000/
と、祭りのあとにして、なお、人々で賑わう場所がある。
たいやき「福丸(ふくまる)」。
店の名にして、それだけで幸せな気分になれるというものであるが、それは、主の人柄をもあらわし、「鯛ののれん」をくぐる客の多くが、主と言葉を交わしながら一匹のたいやきを食べ、帰っていく。
そんな主が焼くたいやきは、一本焼き!。
まるで、地獄の鬼が嘘つきの舌を引き抜くヤットコのような金型を大きく開き、
生地をのばし、あんこをのせる。
さらに、その上から生地を薄くかけまわし、
ヤットコを閉じ、火にかける!。
何度か返しをいれて、
一匹のたいやきを焼き上げるというもの。
と、間合いなく次々と返しをいれていく。
あんこには目がない小生、焼きたてのたいやきを早速にいただく。
「一本焼き!」という威勢のよさには、似ても似つかぬこの可愛らしい見目のたいやきは、なんともやさしい味の一品である。
家に持ち帰って、いただくたいやきも焼き上がった。
祭りのあと...
(おわり) ★あにいさんからの投稿でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年10月10日 13時39分30秒
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