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2016年10月15日
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カテゴリ:文化・芸術

(「伝若名御前宝篋印塔」の頭上に倒木が迫る)

美濃加茂市下米田町山本にある「伝若名御前宝篋印塔(美濃加茂市指定有形文化財)」の頭上に倒木があり、周りの木に寄りかかった状態になっていました。

「宝篋印塔(ほうきょういんとう)」は身分の高い人が亡くなった後に建てられる墓碑塔です。「伝若名御前宝篋印塔」は南北朝初期の様式をもち、塔身の梵字は薬研彫りで見事な造りです。若名御前(わかなごぜん)とは木曽義仲の母と伝えられ、この地で亡くなったという伝承があります。古くから住民の方から信仰の対象として守られてきていました。

住民の方からの通報で、現地に行くと倒木が「伝若名御前宝篋印塔」の頭上にありました。周りの木に寄りかからなかったら直撃を受け、甚大な被害を受けたことでしょう。10月14日に危険にさらされた「伝若名御前宝篋印塔」を守るために、専門家の方に依頼し、倒木を除去してもらいました。危機から救ったのは、住民に慕われる思いや「伝若名御前宝篋印塔」の持つ見えない力のおかげかもしれません。


(重機で慎重に倒木を下す)





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最終更新日  2016年10月15日 18時00分36秒


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