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10月3日(火)、美濃加茂市生涯学習センターで「市民のための健康講座」を開催しました。 この講座は、美濃加茂市と加茂医師会の共催で開催しているものです。 この日のテーマは慢性腎臓病(CKD)。 「大切な腎臓を守ろう!慢性腎臓病にならないために」と題し、木沢記念病院腎臓内科医の松岡直也先生にご講演いただきました。 ■松岡直也先生 日本では、成人の8人に1人の割合で患者がいると推計される慢性腎臓病(CKD)。初期は自覚症状がほとんどなく、症状が出てくる頃にはすでに病気が進行しているという恐ろしい病気です。 松岡先生は、腎臓の働きやCKDの症状、予防のために日常生活でできることなどを分かりやすく説明され、「腎臓は一度ダメージを受けると、元には戻らない。自覚症状が出る前に対処しないと手遅れになる。早期発見のためにも、ぜひ健診を受けてほしい。また、健診で尿たんぱくが出ていることが分かったら、早めに腎臓専門医へ行くこと」などと話されました。 市内外から参加された約70人の受講者は熱心に聞き入り、質問も多く飛び交いました。 また、10月はがん検診受診率50%達成に向けた集中キャンペーン月間であることから、がん検診や特定健診を受けているか、シールアンケートを行いました。 会場に開設した移動図書館コーナーには、CKDを初めとする病気関連書籍やレシピ本などをそろえました。 ★次回は、平成30年2月24日(土)の午後2時から、同一会場で開催する予定です。 テーマは「帯状疱疹と白癬(※変更する場合があります)」。 皆さんのご来場をお待ちしています!