美しい川と海を目指して。川と海のクリーン大作戦
国土交通省中部地方整備局や県、市、そして賛同企業や団体などの呼び掛けで毎年行う「川と海のクリーン大作戦」が11月17日、美濃加茂市の木曽川緑地ライン公園で行われました。 ゴミの除却による河川・海岸の美化や環境改善、ゴミの投棄、置き去りをしないマナーの向上啓発、さらに川や海とのふれあいによる川・海の魅力の再発見と、住民、自治体、管理者などの連携・協働による川づくり(まちづくり)を目指して、平成11年に長良川で始まり、現在では11河川、2海岸部に拡大。昨年までの14年間で約61万人が参加。集めたゴミは約8000トンにもなります。 この日、木曽川緑地ライン公園にはスポーツ少年団の児童などを含め約650の市民が参加。藤井浩人美濃加茂市長が「皆さんが生まれ育った地域の木曽川を、これからも大切にしてください」とあいさつし、川と海のクリーン大作戦が開始されました。公園約3ヘクタールを1時間ほどかけて清掃し、空き缶やペットボトル、お菓子の袋などあわせて軽トラック1杯ほどのごみが集まりました。 美濃加茂市役所の大脇一雄土木課長は「川や海をきれいにする日として定着しつつある。これからも盛り上がってくれればいい」と話していました。