亀甲紋
今日は暑かったですね。 何でも今年一番の暑さだったとか。 梅雨の遅れといい、やっぱり異常気象なんでしょうか?ところで、大相撲 いったいどうなってるんでしょうかね? 不祥事だらけ! これこそ仕分け対象にすればいいのでは・・・ 赤信号、みんなで渡れば怖くない! で、いいのかなぁ~さて、最近あまり使われなくなった鉛筆。 鉛筆はたいてい六角形ですよね。 でも、昔は円形だったんです。でも、円形だと置いたときに転がるので、角をつけようということになり、はじめは三角形にしたそうです。なぜ三角形なのか?というのは、鉛筆を握るとき、親指、人差し指、中指の3本で握りますよね。 だから、三角形にしたのだとか。だけど、三角形だと力のはいりかたが均等にならず、疲れるので、3の倍数で六角形になったそうです。ところで、六角形といえば、「鉛筆」の他、「ハチの巣」、「雪の結晶」、などがありますね。 この他に「サッカーゴールの網目」なんてのもあります。おりしもWカップで盛り上がってるサッカー。 第1戦でカメルーンに勝利して、次のオランダにも期待が寄せられています。(6/19 22:30)オランダ戦 残念ながら負けちゃいましたね。 でも、1-0で善戦しました。サッカーボールも六角形のように思いますが、これは六角形と五角形の組み合わせなんです。さて、サッカーゴールの網目は以前は四角形でしたが、現在はほとんどが六角形になっています。(私が中高生のときはすべて四角形でした)では、なぜ六角形になったのでしょうか?理由は、六角形のほうが「ゴールシーンがキレイに見える」という理由なんです。というのも、六角形のほうは、どの方向からひっぱっても伸びますが、四角形は縦と横には伸びません。また、ボールがゴールしたときの滞空時間も、上記のように六角形のほうがよく伸びるので長くなります。そして、四角形と六角形のネットを作ると、同じ面積だと、六角形のほうが紐の長さが少なくてすむそうです。これは、ある一定の長さの紐で六角形、四角形、三角形を作ってみるとわかります。 例えば、30cmの紐で六角形、四角形、三角形を作ってみてください。このうち、六角形の面積が一番大きいんです。 つまり、上記でいう「同じ面積だと、六角形のほうが紐の長さが少なくてすむ」ということになります。ある一定の面積を隙間なく埋めることができる多角形は、正三角形と正方形と正六角形だけです。 円や正八角形や正七角形などでは隙間ができてしまいます。さて、前述で「六角形のほうが紐の長さが少なくてすむ」ということが実証されましたね。ということは、ある一定の面積を隙間なく埋めるのに、正六角形で埋めるほうが労力が少なくてすむわけです。 だから、ハチは巣を六角形で作るのでしょう。また、この正六角柱を隙間なく並べた構造を「ハニカム構造」といい、頑丈な構造として工業用途によく用いられています。 これは私たちの仕事にも多く関わっています。例えば、建築材料や航空機ボデイ、戦車等の複合装甲、レーシングカーのモノコックや外板などに用いられています。自然界にも多くの六角形が存在します。 雪の結晶、玄武岩の柱状節理、トンボの複眼、亀の甲羅、などです。そして、土星にも六角形が存在するそうです。NASAの探査機ボイジャーは、今から30年ほど前、当時春が始まったばかりの土星の北極を観測し、六角形を見つけました。2007年には、土星探査機カッシーニが冬の闇に覆われていた土星の北極を赤外線で観測。 その結果、六角形がほぼ安定して存在していることや、その構造が大気の奥深いところまで続いていることがわかりました。土星の北極で15年間続いた冬は2009年1月に終わりを迎え、太陽光が射し始めました。 カッシーニはボイジャー以来30年ぶりに、六角形を可視光で撮影しました。六角形は北緯約77度の位置にあり、直径は地球の2倍以上と推測されています。 また、六角形に沿うようにして秒速 約100mのジェット気流が吹いています。この構造の形成プロセスをはじめ、エネルギーがどこから得られていてどこへ放出されているのか、長期間にわたって存在し続けられる理由は何か、などはまだよくわかっていません。そして、最近はやりのパワースポットにも六角形が登場します。伊勢神宮など、重要な場所において不思議な光の形象、「六角形の光」の形象が撮影されているのだそうです。この「六角形の光」の形象のことを「亀甲紋」と言います。出雲大社をはじめ、全国のスサノオ系の神社や、国津神が御祭神の神社において、この亀甲紋の形象が神社を表わす紋章として使用されているそうです。多くの謎を秘める六角形。 奥が深いですね。相変わらず大学からアクセスの多い別ブログ またまた更新してます●別ブログ 06/18の新着は「せせらぎの四季/代山温泉」 前回は「冷やし中華には」 別ブログ、コメント欄は開けてますが・・・即時表示されません。尚、こちらではレスしておりませんが、あちらではレスしております。