はいさいっ!
『石垣島・八重山!日替りチャンプルーブログ』
本日の担当は フサキリゾートヴィレッジ です。
昨日のブログにもありました、今回の台風11号「ナンマドル」。
どうしてナンマドルなの?
と書き込みがありましたので、簡単ですが回答を…。
ナンマドルとは、正式には「ナン・マドール」。
ミクロネシア連邦のポンペイ島の隣接する小島「ティムェン島」の浅瀬に造られた、
計92の人工の島からなる世界でも珍しい海上都市の遺跡です。
ナン・マドールの意味は「天と地の間」。
現在でも多くの謎に包まれる神秘の水上遺跡なのですが、
実は与那国島の海底遺跡とも繋がっているのではとも言われているのです!!
意外なところに八重山との接点が…!?
こんなことを思い馳せながら、台風の行方を見守っております。
さてさて話は変わって、
この時期、お客さまからのお電話で多いのが、
「○日後のお天気はどうですか?」
というお天気に関するお問合せです。
実は亜熱帯気候に属するここ石垣島・八重山地方は、
天気予報は当たらない と言われるんです。
その原因の1つには、
コレ↓があります。
この大きな長ーい雲、なんだかわかりますか?
そう、
晴れ渡る青空に浮かぶ真っ白な雲の下に、雨の柱ができているんです!!
この雲の下(西表島近辺)は、
まさにバケツをひっくり返したような激しい雨が降っているはず…
この現象ことを、沖縄の方言では かたぶい と呼ぶんです。
漢字で書くと「片降い」「片降り」。
つまりはこちら側は局地的な大雨なのに、
向こう側は道路もまったく濡れていないど晴天!
という状態のことを意味します。
この時期はけっこう頻繁に見られる現象なんですよ。
ワタクシも、「ちょっと近所まで買い物を…」と思って出かけて帰ったら、
かたぶいにやられて洗濯物が全滅ってのもよくあります…トホホ
こちらはシュノーケリング中に見かけた同じく「かたぶい」の雲。
どうやら竹富島近辺の海の上がどしゃぶり中のようですね。
この時期の石垣島ではよくある気象現象なのですが、
青と白のコントラストがここまで鮮やかな絵はちょっと珍しいんじゃないでしょうか?
そして、雨の後のお楽しみは虹!
猫の目のように目まぐるしく変化する八重山のお天気。
当たらないと言われてしまうのも、なんだか頷ける気がします。
みなさんも「かたぶい」を探す旅に出てみませんか?
『石垣島市観光協会WEB委員会』
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