テーマ:熱帯魚&水草の話(1139)
カテゴリ:ベタの殿堂
(1)ターコイズブルーとクリームホワイトのマーブル模様。 (2)ロイヤルブルーとクリームホワイトのマーブル模様。 (3)ターコイズブルーとシルキーホワイトのマーブル模様。 (4)ロイヤルブルーとシルキーホワイトのマーブル模様 今日紹介する個体はこのうちの3番目の系統と言う事が出来ます。地色がクリームではなく純白なので非常に艶やかな感じがする系統です。また、この系統は他のブルー&ホワイトに較べてマーブル模様が細かく入るような気がします。それと、地色がクリームの系統に較べると時間の経過と共にマーブル模様が変化する割合が少ないのも特徴の一つです。 改めて今日の個体を見てみると、各鰭はシルキーホワイトに縁取られているため、バタフライ・マーブルと呼んでも十分いけそうな感じです。ボディのマーブルパターンも適度に全身に散っていてグッド!また、この個体が殿堂入りを果たした最大のポイントが各ヒレに散在するレッドやイエローの小斑の存在です。この色彩が加わる事によって、ものすごく華やかな個体に仕上がっていますね~。もう少しくっきりとレッド&イエローが入るようであれば、これはもう夢のマルチカラー・マーブルという事になります。 私が知る限りでは、今のところ各ヒレにレッド&イエローのスポットが散在する系統を繁殖させているのは1件だけのようです。一見すると猛禽類のようないかめしい顔つきの痩せた老人がブリーダーなんですが、厳しいのは外見だけで実際にはかなりシャイな性格のようです(笑)。値段交渉の時なんか、価格を紙に書いてこちらに手渡すんですが、盛んに照れたようなそして申し訳ないような素振りをしてから紙切れをこちらに差し出してきます。ただ、まるっきりと言ってよいほど英語を話せないのでなかなかこの系統作出のキーポイントを聞き出すことが出来ません。一体、大元の種親にどんな系統使ったんでしょうか?気になる所なんですが・・・。 また、彼の作出する個体の特徴として非常にがっちりとした大柄のボディをしている事が上げられます。これは、元々そのような系統である事も要因の一つでしょうが、彼が他のブリーダーよりもより大量の餌を与えて育成している事が最大の要因だと思われます。個人の好みの問題ですが、私個人としてはもう少しだけほっそりとしたボディにした方が好きなんですけどね~。だって、ここまで見事なボディにしちゃうとどうしてもヒレが少し貧弱に見えてしまうからです。皆さんはどう思われます? ただ、いずれにせよ「内気な鷲爺さん(笑)」には是非ともこの系統を極めて欲しいと思います。ヒレのレッド&イエローがより大きく鮮やかになれば、バンコクNo.1プラカットブリーダーの名声は爺さんっ、あんたのもんだよっ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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