テーマ:熱帯魚&水草の話(1122)
カテゴリ:飼育器具・用品
もちろん汎用フードつまり「すべての熱帯魚の主食」とか「ステープルフード」と呼ばれている餌もベタ用フードとして使えないことはありません。ただ、その手の餌は、原材料に偏りが無いように・・・つまり動物性原料だけでなく植物性原料も結構な割合混ざっているのが常です。この商品のパーケッジに使われているランチュウ・フラワーホーン・グッピーなどはみな、多かれ少なかれ植物餌料を必要としますから別に問題はありません。ただ、ベタは基本的には動物食なので、おそらく植物性タンパクなどは上手く吸収できないと思われます。まぁ、例えてみれば「ライオンにカツオ節とご飯を混ぜたネコマンマ与える」みたいなもんだと思ってください。そりゃ、ライオンだって腹が減っていれば食べるでしょうけどね。 植物性原料の中にはスピルリナなどのように、めちゃくちゃ高タンパク質のものがありますから、汎用フードのタンパク質含有量はかなり高い表示となりがちです。でも、動物食性の魚達にとっては無意味な値となってしまう訳です。 まぁ、ダイエット食としては有効かもしれませんが少なくとも成長期のベタには動物性原料の割合が高い専用フードを与えるべきだと言うのが私の持論です。あっ、もっともどんな人工餌でもまったく植物性原料を使っていないと言うのは無いんじゃないでしょうか。少なくとも私は知りません。特に、餌がバラバラにならないようなつなぎとしての役割で小麦やその他の植物原料を用いるのは当たり前のことのようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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