【福島 特派員】「までい」な村づくり~飯舘村~
こんにちは。【福島 特派員】石橋です。 先日、福島県は飯舘村の子供達に絵本を贈る「絵本リレー」に協力させて頂き絵本をお贈りさせて頂きました。http://bit.ly/dbuJhw 今週、そのお礼にと飯舘村オリジナルの切手シートを送って頂きました!飯舘村の四季折々の風景が印刷されたとても素敵な切手です!有難うございます!!またこの切手を使って、絵本をお贈りさせて頂きますね。↓送って頂いた切手です♪ その際、飯舘村の「までい」の村づくりについての資料を同封頂いたのですが、大変機知に富むだ内容でしたので、この場でご紹介させて頂ければと思います。----------------「までい」:丁寧に、心を込めて、手間を惜しまず、じっくりと等の意味をもつ飯舘村の方言---------------- 飯舘村では、この「までい」理念として村づくりをしてこられたそうです。 「までい」な村づくりとは、今で言うところの、スローライフな価値観といった意味合いのようです。 飯舘村では、15年前からこういった、効率やスピードばかりを重視するのではない、生活中心の村づくりを進めらて来られたそうです。 加えて、少子化対策、村内の経済活性化政策と言った、より具体的な施策に関する記事もあり大変感銘をうけました。 これは、2006年に実施された、第三子以降の子供に対し村内のみで使用可能なクーポンを年間5万円配布するというものです。 福島の山間の村が、今話題の子供手当てを先取りしていたなんて凄いですね!しかも、クーポンですから、貯金に回ってしまうことも無く、村内でのみ使用可能なので、確実に村内の経済を活性化できるものではないでしょうか。 さらに、中学校のバスを購入するために、村の人達が購入できるミニ公募債を村として全国ではじめて発行するなど独創的な試みもされてきたそうです。 しっかりとした理念をもって、より良い生き方ができる村づくりを目指し、かつ理想だけでは終わらない具体的な施策を実行していく。そんな凄い村があったなんて、同郷の人間として、大変嬉しくとても誇りに思いました。今回、「絵本リレー」を通してこのような事が知ることが出来本当に良かったです。これからも「までい」な村づくりで、もっともっと日本を元気にして下さい!!