今年の夏休みこそ、アメリカ富裕層式お金の家庭教育を子供にしよう。
水泳を子供の時に学んでいる人は「水が怖い」なんて言わないように、子供の時に家庭でお金や成功について学んだ人は「失敗が怖い」「お金で成功できない」と言わないと思います。家庭で子供に何を教えるかは非常に重要。「カエルの子はカエル」と言われるように、親は自分が知っていることしか子供に教えることができません。しかし、それを同じように、「腹をすかせた子供に魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えればその子は一生自分で食べていける」という格言のように、早く立派に自立できる賢い子供に育てることが重要です。そこで、提案したいのが、アメリカ式お金の家庭教育です。著書でもご紹介させていただきましたが、アメリカの富裕層は子供が小さい時からレモネードを売ってお小遣いを稼がせます。世界の富める男達のお金と愛情の法則 [ マダム・ホー ]価格:1543円(税込、送料無料) (2016/7/21時点)こちらの画像は7月の週末にみかけた7歳の女の子のレモネードスタンドです。ロサンゼルスでも指折りの海が見える高級住宅地をドライブしていると、かわいい手作りのスタンドをみかけました。クルマを停めて、ご両親にご挨拶。自己紹介をして、「日本の皆さんにお知らせしたいので画像とお名前を投稿してもよろしいですか?」とご承認いただきました。お父様はUCアーバインで脊椎専門の主任外科医。お母様はUSC卒業生。かわいいお嬢さんは7歳。このお嬢さんが、「Heal the Bay」という団体に寄付をしたいから、レモネードを売ることを思いついたのだそうです。てっきり自分のお小遣い稼ぎだろうと思っていた私は非常に感心しました。「7歳の少女がロサンゼルスのビーチ保全団体に寄付をしたい」と思いつき、それをご両親がノウハウを教えていました。たとえば、「まずは飲み物を差し上げて、寄付を募る目的をご説明しなさい。すべての人がお金を寄付してくれると期待してはダメよ。」とおもてなしの心を教えていました。このようにして、7歳のお嬢さんがレモネードをついでくれます。そして、「この親にしてこの子あり」を痛感したのは、ご両親の気さくさです。お父様は外科医であるにもかかわらず、お名前を伺った時にご自身のファーストネームでお話してくださいました。(アメリカ在住のアジア系では自分のことを「私の名前はドクター何々です」という人が多いので、新鮮なおどろきですね。)いつも言うように、アメリカの本物のエリートは「気さくでおおらか」です。お父様は子供の頃、神戸に友人がいて日本に遊びに来たことがあるそうです。偶然なことに、そのご友人は私が通った神戸のインターナショナルスクールでした。また、外科医になった今は、ほぼ毎年、脊椎手術の指導をするために日本に教えにいらっしゃいます。私がお話を伺っていると、このように次々と高級ドイツ車にのったアメリカのお金持ちが車を停めてお嬢さんのレモネードスタンドにやってきました。このように小さな子供が寄付を募る行動を支える親やコミュニティーがあるアメリカが大好きです。間違っているかもしれませんが、アメリカが世界一の経済大国である一つの理由は、このように子供の頃から家庭でチャリティーやお金の生きた家庭教育しているからではないかと思います。日本のあなたも、今年の夏休みには、子供に生きたお金の家庭教育をしませんか?