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カテゴリ:鎌倉散歩
風邪をこじらせて、しばらくの間、週末は家で休養をとるようにしていましたが、ようやく回復してきたので、髪の毛を切りに行くついでに、女房と、北鎌倉の円覚寺を散歩してきました。 総門に上る石段脇や三門越しに見える新緑のモミジが春の訪れを実感させてくれます。そろそろ春らしい天気が続いて欲しいものですね。
円覚寺は、1282年、北条時宗が、禅をひろめたいという思いと蒙古襲来の際の戦死者を敵味方区別なく弔うために、中国より無学祖元禅師を招いて、創建したといわれています。 今も、座禅の修行の場所として有名で、大方丈(上の写真)、仏殿、居士林などで座禅会が行われていますが、今日もちょうど龍隠庵へと上る小路の左側にある居士林で、座禅を組んでいる人たちが沢山いました。土曜座禅会でしょうね。 居士林の入口です。 下は、新緑のその脇の小路。明るい新緑が綺麗です。 下は龍隠庵からの眺めです。 前回来た2月下旬は梅と河津桜の時期でしたが、今回はずいぶん違い、茅葺も点在する質素ながら広大な円覚寺の境内は、春の陽光と新緑で、明るい春の雰囲気が満ちています。 この後、一番奥の黄梅院まで登りました。僕はここのこじんまりした庭が結構好きなのです。 入口の石段脇にある黄色い花、この一輪は少し形が違いますが、やっぱり黄梅の種類ですよね。。。違うかな。。。どなたかわかる方、教えてくださいね。 黄梅は、その字と違って、梅の種類ではありません。モクセイ科でジャスミンなんかと同じ仲間です。迎春花とも言われて、3月中ごろから咲き出します。確か3月の長谷寺で咲いていたのを見ましたが、まだこの時期でも元気なんですね。 石段を上って庭に入ると、こじんまりとした庭にも春の雰囲気が満ちています。入り口近くにある藤棚の藤やオオデマリも開花を始めています。 満開まではあと1週間位ですかね。 オオデマリの花には、まだ緑色が残っています。真っ白になるまで、あともう少しですね。 奥の苔庭では、新緑のモミジを通過してくる陽光が、根元の周囲を苔と一緒にうっすら緑にしています。(冒頭の写真)
このほかにも、小さな花たちが結構沢山咲いていて、質素な禅寺を彩っていました。
東慶寺にも行こうかな、と思っていたのですが、円覚寺に長居してしまって、髪の毛を切りに行かなければいけない時間が近づいてきました。 今日の散歩はこれで終了です。 ・・・また、鎌倉ネタでスミマセン。そろそろFFネタを出さなければ。。。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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