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福音館書店・刊
女の子の「あき」とヌイグルミの「こん」のお話です。 <あらすじ> こんは、あかちゃんを まっていました。 こんは、おばあちゃんに あかちゃんのおもりを たのまれて、さきゅうまちから きたのです。 暫く転寝してしまった「こん(ぬいぐるみ)」が目を覚ますと、赤ちゃんが目の前に居ました。 「なんて ちっちゃくてかわいいんだろう」 それから、ハイハイして歩けるようになって、いつでも こんとあきは一緒。 あきちゃんは、すくすく大きくなっていきます。けれども こんは古くなっていく・・・ こんの腕がほころびて さきゅう町にいるお婆ちゃんに直してもらう為に 電車に乗り出かける「こんとあき」ですが・・ * * * 福音館書店より画像使用許可を得て掲載しています。 * * * (福音館書店 林明子 著) 1989年初版 今でも、この「こんとあき」という表紙を見るだけでも、胸がいっぱいになってしまう私。 林 明子サンの絵本はどれも良いけれど、個人的にはこの作品が一等賞です。 登場するのは、「こん」「あき」「おばあちゃん」あと車掌さんなどの列車のお客さん達。 本来は、子供のおもちゃであるはずの「ぬいぐるみ」が、赤ちゃんの御守をする・・ 現実の世界では考えられない事ですが、子供にも・今現在大人になった私達も、こんと同じく 大事な人を守る気持が同じ、だからその健気さに涙してしまうのかも♪ こんが、お弁当を買いに下車する場面があります、こんが列車に乗り遅れないかな? 大丈夫かな?って あきの気持と同じように心配になったり・・ かと思うとお弁当に入っているプリンが美味しそうだったり・・ とにかく良い場面が次々と続きます。 さきゅうで、どこかの犬が近づいてくると 「だいじょうぶ あきちゃん ぼくがついているからね」 そんな素敵なヌイグルミの「こん」がいつもそばに居てくれる、あきちゃんがうらやましかったりもします。 ストーリーを知り尽くしているのに、どの場面でも涙涙になってしまう。 見た後、暫くは「こんとあき」の場面が胸に染み付いてはなれなくなるんです。 この絵本・・ ただものじゃないのだ・・・ 大人の方にもぜひ『こんとあき』をみて頂けたらうれしいです♪ -----・・御礼 と お知らせ・・----- いつも沢山の方に遊びにきていただいて嬉しい気持でいっぱいです♪ 書き込みもどうもありがとう!とても励みになっています。ありがとう! さて..あした、8日は絵本日記はお休みになります。 9日の更新も遅くなりますので、10日以降にでも思い出したら遊びにいらしてくださいね(^-^) おまちしていますね。(RESも9日の夜以降にうかがいます) 風邪が流行の様です、気をつけてお過ごしくださいませ。それではまた・・・♪ 管理人:舞 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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