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カテゴリ:ポケモン関連
55デンリュウ 10万ボルト/炎のパンチ/爆裂パンチ/電磁波@奇跡の実
今や金銀デンリュウのテンプレとなった感がある型。 元々僕が俺の電磁波を喰らえというパーティで、半ば趣味的に使っていたのですが デンリュウが大好きなおかしょーさんという方に目をつけていただいて、 更にパーティごとブラッシュアップされていきました。 主に55デンリュウの性能や型について、おかしょーさんがこちらの記事でかなり詳細に、分かりやすく書いてくれています。 司令塔エース型デンリュウについて 今回、「なぜデンリュウに電磁波を持たせたのか?」という点にスポットを当てて、 少し掘り下げて行こうと思います。 まずデンリュウを使う動機としては、おかしょーさんの記事にあるように ズバリ「数値と攻撃範囲の両立」です。 これを活かせる10万ボルトと炎のパンチは即採用、 広範囲で崩すとなると必ず壁となるのが、レベル問わず対カビゴン。 カビゴンというのはどのような大会や対戦会であっても、基本的に使用率9割ほどを維持しており、 それぐらい対戦界には「常に」「必ず」居るポケモンです。 (デンリュウのような特殊ポケモンの場合、加えてハピナスも基本的に壁になります。) そこに爆裂パンチを持たせるのも、広範囲型ポケモンの常ですね。 バクフーンでもオーダイルでもゲンガーでも持たせます。 たとえ物理ポケモンであっても、剣の舞や腹太鼓などで火力を伸ばしづらいポケモンであれば、 バンギラスやカイリューやベトベトンやニドキングなど、 フルアタやセミフルのポケモンには、やはりカビゴン対策として爆裂パンチを持たせるのが基本です。 参考記事:フルアタ・セミフルまとめ 〜後篇〜 byあやみがなどほろべばいい というわけで、「デンリュウの数値と攻撃範囲を活かして、エースで使おう!」となると、 「10万ボルト/炎のパンチ/爆裂パンチ」まではセオリー通り考えればすんなり決まるわけです。 攻撃範囲としては、もう1個持たせたところで目覚ましく変わるものは特に無い (強いて言えば、めざ水を持たせれば、地面岩系に強くなるぐらいか) というわけで、セミフル型とし、残り1個なにかしらの補助技を入れることになります。 こうした考えで型が成り立っている「広範囲型エース」の例を見てみましょう。 55バクフーン 大文字/雷パンチ/爆裂パンチ/日本晴れ@奇跡の実 デンリュウととても似ています。メイン技が電気技か炎技かが違うだけ。 バクフーンの場合は日本晴れを持たせています。 炎ポケモンにおける日本晴れは、自身の大文字の火力は上がるわ、相手の水技は半減出来るわ、 更に雷持ちの電気ポケモンと戦う際にも有利になるわで良いことづくめ。 この日本晴れ+大文字の火力で、爆裂パンチに頼らずしてカビゴンを倒せる場合もあります。 広範囲型ポケモンとして見たときに、「器用貧乏にならず、メイン技の火力を増幅出来る」という点が特筆すべき点ですね。 ステータスとしては、素早さも特殊火力もかなりあるため、 いわゆる「上から火力を押し付ける」系の戦い方が出来ます。 日本晴れがそれに磨きをかけているというイメージです。 55オーダイル ハイドロポンプ/地震or恩返し/爆裂パンチ/嫌な音@食べ残し こちらは嫌な音を持たせています。 これはメイン技ではなく、他の技の火力を増幅させることが出来ますね。 特に爆裂パンチの火力アップは大きく、カビゴンを一撃で倒せるようになってしまうことも。 また、爆裂パンチに頼らずとも嫌な音+地震or恩返しだけで十分追い込むことも出来ます。 バクフーンの日本晴れ+大文字ほどのめざましい決定力は無く、 嫌な音の外れも考慮すると、カビゴンの前で数ターンかかってしまうことにはなりますが、 オーダイルには逆に耐久力があるので、少々時間をかけてでもじっくり決定力を出すのに向いています。 いま挙げた2つの例に共通して言えることは、 「爆裂パンチのみに頼らず、カビゴンを崩しやすくなる補助技を持たせている」という点です。 デンリュウに、そのような技はあるでしょうか? オーダイルと同じ嫌な音を覚えます。 が、オーダイルほど物理攻撃力があるわけでもなければ、サブ技も特殊技です。 嫌な音を持たせたところで、「爆裂パンチを当てなければ意味が無い」ということになってしまいます。 メイン技が10万ボルトでなく雷ならば、バクフーンの日本晴れのように、雨乞いで強化することは可能です。 が、命中率が高くなるだけで、雷の火力が上がるわけではないので、突破力としてはイマイチ。 むしろデンリュウは、素の10万ボルトでもそれなりの火力があります。 無理しなくても、10万ボルト+爆裂パンチだけでカビゴンを倒せる芽がそれなりにあるのです。 では、第4の技は一体どういうことが出来る技を持たせれば良いのか。 ここで、いま挙げたバクフーンやオーダイルには出来て、デンリュウには出来ないことを考えます。 数値を見ると圧倒的に足りていないのが、素早さです。 オーダイルはバクフーンまでは行かずとも、激選区のひとつである85族(スイクン、ヘラクロス、ムウマなどが居る) をレベル差で抜くことができ、上から爆裂パンチを押し付けることが出来ます。 この「上から爆裂パンチを押し付けることが出来る」というのが実は物凄く重要なことです。 広範囲型のポケモンというのは、なぜ広範囲で使うのか。 「種族値は全体的に丸く、圧倒的に高い火力は持っていないが、代わりに多彩な攻撃技を覚えるから」でしょう。 圧倒的に高い火力を持っていないということは、どういうことか。 「爆裂パンチの火力自体はそこまで大したこと無い」ということです。 攻撃力が高めのオーダイルすら、素の爆裂パンチでは中レベルのカビゴンを半分削るのがやっとです。 そこに大きく期待しているのはむしろ「混乱の追加効果」です。 不利な状態で最終的にワンチャン残す、といった要素はもちろんありますが、 これを先制で打てるということは、常にこちらが先にガチャを引き、 相手にそれを付き合わせることが出来るということになります。 特に、「メイン技で1発殴っておき、相手が回復技を使いたいタイミングで爆裂パンチを打つ」という動きが強いです。 これを外しても相手は回復が成功するだけで、一旦相手を流せるポケモンにチェンジして仕切り直すことで、 ローリスクハイリターンな爆裂パンチを打つことが出来ます。 これが後攻になってしまうと、相手に先に動かれてしまうだけでなく、 システム上でも混乱というのはチェンジで解除されてしまうので、 後攻で爆裂パンチを命中させ混乱させても、即チェンジされてしまっては、 「相手が混乱しているターンが一瞬たりとも無い」ということになってしまいます。 遅いポケモンに爆裂パンチを持たせることがあまり無い理由の一端が、こういうことです。 また、補助技に関しても素早さが関係していて、日本晴れも嫌な音も、「先制でこそ生きる技」です。 嫌な音は爆裂パンチと同じく、交代で解除されるため後手で打ってもとにかく決定力が出るのが遅い。 日本晴れも、攻撃面では変わりませんが、防御面で考えると後手だと1ターン損になります。 いま挙げた例がバクフーンとオーダイルだったので、日本晴れと嫌な音について書きましたが、 この他でも補助技は、通常の攻撃技と比べると「後手で効果が発揮しづらい」というケースがとても多いです。 壁技、アンコール、眠り粉、などなど。 さて、このような「爆裂パンチ持ちの広範囲型エース」という括りで見たときに、 デンリュウは残念ながら致命的に遅いです。 カビゴンに圧倒的に強いクロスチョップを打てるカイリキーや超火力のガラガラは例外とすると、 これ以下の素早さのポケモンは、エースで広範囲型として使うことはまず無いでしょう。 理由は「上から押し付ける戦い方が出来ないから」です。 例にとったバクフーンやオーダイルも、「自分よりも素早いポケモン」は何よりの天敵です。 (特にライコウ、フーディン、スターミー、サンダー、ミルタンク、ケンタロスなどはこういったポケモンの壁になりやすい) これに加え、ヘラクロスもフシギバナもバンギラスも、先制して来るわけです。 これを回避するために、「先制出来る相手を増やす」という理由から電磁波を採用するという発想が見えてきます。 さて、ここからは視点を変えて、逆に「電磁波を打つポケモン」という括りを考えてみます。 電磁波を打つポケモンというのは、スターミー、ハピナス、ポリゴン2、サンダー、マルマインあたりが代表格ですね。 ズバリどれも、「基本的には低レベルのサポートで使われる」というのが特徴的です。 電磁波に限らず、状態異常をかける技は他にもどくどく、眠り粉、痺れ粉などがありますが、 どれも高レベルのエースではなく低レベルのサポートのポケモンが使うのがほとんどです。 理由は明確で、高レベルよりも低レベルの方が数値が低いため、 数値に依存しない補助技を低レベルに使わせ、数値を活かせる攻撃技を高レベルに使わせた方が効率が良いからです。 当然と言えば当然ですね。 では、電磁波という技がどういう使われ方をするか。 2006〜2010年ぐらいの時代、当時はまだ腹太鼓カビゴン禁止のルールで考察されていた影響もあり、 超火力の速攻型構築よりは、カビゴンの鈍いでじっくり決定力を出していくような戦いが主でした。 その際にサポートで電磁波を撒いて、エースのカビゴンで勝負をかけることになるわけですが、 当時はカビゴン同士のミラーマッチが激化していて、 「カビゴンに麻痺を入れることが出来れば、カビゴンミラーで有利になる」という理念がありました。 したがって、サポート同士のヒエラルキーで強いポケモンに電磁波を持たせることによって、 相手のカビゴンに麻痺を与えやすくなる=強い、という考えのもとで研究が重ねられていました。 それが、2011〜2014年あたりにかけて、状況が変わって行きました。 カビゴンミラーバブルが崩壊し、バトルが高速化した影響で従来のような鈍いカビゴンは使いづらくなり、 代わりに低レベルで自爆するカビゴンがメインとなって行きました。 エースのカビゴンはしばらくして息を吹き返しましたが、それは眠る+寝言型というもの。 以降、この環境はずっと続いて行くことになります。 これによって変化したことは、「カビゴンが状態異常に強くなった」ということです。 低レベルの自爆カビゴンは状態異常を物ともしない性能を持っているし、 エースは眠る+寝言で戦えるので状態異常を簡単に回復しながら戦うことが出来ます。 つまり「カビゴンが喜んで状態異常を受けに行く」という環境に変わったことになります。 これが何を意味するかと言うと、 「カビゴンに強いポケモンが麻痺を撒かないと、結局カビゴンに全て状態異常を吸い込まれてしまう」ということです。 先ほど挙げた、電磁波を使う主なポケモンを改めて見てみると、 ほとんどがカビゴンに弱いポケモンばかり。 もちろん、それでも十分強いので今でも遜色なく使われてはいますが、弱点ということには違いありません。 では、カビゴンに強いポケモンで麻痺を撒けば良いじゃないか。 となるのですが、そのようなポケモンは残念ながら、そうそう居ません。 せいぜい「カビゴンに対してそれなりの決定力を持つポケモン」で麻痺を撒くことが出来るという程度です。 例えば鈍い+ノーマル技で決定力を出せるポリゴン2に電磁波を持たせたり、 剣の舞+ヘドロ爆弾で決定力を出せるウツボットに痺れ粉を持たせたり、という程度です。 (因みにこの考えのもと、高レベルの電磁波ポリゴン2を採用したのが藝術道場です。) さて、その観点でデンリュウを見てみると、 とても「カビゴンに強いポケモン」とは言い切れませんが、 高レベルの10万ボルト+爆裂パンチなら、それなりにカビゴンに抵抗出来るポケモンと言えます。 少なくとも低レベルでサポートに専念したスターミーやサンダーやハピナス等よりはよっぽどです。 ということは、それだけ「カビゴン以外のポケモンに麻痺を撒ける」という可能性を持っていることになります。 これはもちろん、他の広範囲型のポケモンに関しても言えることで、 メイン技+爆裂パンチで十分にカビゴンに対抗出来るのならば、麻痺を撒きやすいと言えます。 ただし、広範囲の攻撃技を持てるポケモンで、麻痺技を打てるポケモンというのはそう多くありません。 電磁波で言うと、他にライチュウやエレブー、カイリュー、ヤドラン、スリーパー等が居ますが、 デンリュウは「属性一致メイン技の火力」「種族値の安定性」と言った点で秀でています。 (エレブーの電磁波はクロスチョップと両立不可なので注意。結局デンリュウと似たような型になります) つまり、電磁波型の視点から見ても、ある程度カビゴンを崩せる広範囲型のエースがこれを持つというのは、 理にかなっていると言えるのではないでしょうか。 いま例に挙げたようなポケモンも、司令塔型としてもしかすると未来があるかも知れません。 (特に個人的にはカイリューがちょっと気になるところ。電解というパーティで使いましたがパーティ自体が微妙だった感) というわけで、 ・デンリュウから見た電磁波の必要性 ・電磁波から見たデンリュウの必然性 という2つの観点から、「デンリュウ×電磁波」の組み合わせの有効性について考察してみました。 3畳 (電磁波カットホットカーペットカバー付) 723190 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.06.15 03:05:50
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