Lv.55ミルタンク　恩返し/地震/鈍い/ミルク飲み＠ピンクのリボン
で、

Lv.50エアームド　ドリル嘴/どくどく/吹き飛ばし/眠る＠薄荷の実
を倒す方法です。

まず、ミルタンク1匹残しをしてはいけません。
どくどくを食らって、猛毒を治せずに終了です。

これを回避するには、あらかじめミルタンクでどくどくを食らっておいて、
一旦引っ込めてから1匹残しすればOK。
金銀では一度引っ込めると猛毒は通常の毒に戻るので、ミルク飲みで回復しながら鈍いを積むことが出来ます。
エアームド側には鈍いが無いので、鈍いからの恩返しで圧殺できるようになるわけですね。
ミルタンク側は1枚残しなので、吹き飛ばしも意味がありません。

これは、ミルタンクに限らず、鈍いポケモン1枚残しのテンプレムーヴです。

・鈍いの無いエアームドには、鈍い1枚残しで対策可能
・再生回復ポケモンは、あらかじめどくどくを食らっておくことで猛毒を解除

という基礎的な2点の組み合わせです。

じゃあ、エアームド側にも考えがあります。
ミルタンクには絶対にどくどくを打たず、ひたすら吹き飛ばしと眠るで凌ぎ切ることは出来ないか？と。
それで周りのポケモンが先に崩れて、結果ミルタンクが1枚だけ残れば、そこにどくどくを打って勝ちですね。

しかし、残念ながらエアームドは鈍いミルタンクを受け切ることは出来ません。
ミルタンク側がエアームドを突破する手順は、こうです。

まず、適当に恩返しなり、鈍い＋恩返しなりで、エアームドのHPを削って、素眠りまで追い込みます。
エアームドが眠るタイミングを読んで、そのターンに鈍いを積むことに成功すればOK。

ミルタンク鈍い：エアームド眠る
エアームドぐうぐう：ミルタンク恩返し
エアームドぐうぐう：ミルタンク恩返し

こうなります。このあとエアームドは眠り続けていると、ミルタンクにどんどん鈍いを積まれてしまうので、
吹き飛ばす必要があります。

ミルタンク恩返し：エアームド吹き飛ばし

今回エアームドはミルタンク受けという役割を設定しているので、
吹き飛ばしで出てきたポケモンからはエアームドは即逃げるという想定をします。
すると、次のサイクルでは、鈍いが解除されてミルタンクが先制するので、こうなります。

エアームドチェンジ：ミルタンク恩返し
ミルタンク恩返し（※）

この最後の※印の時点で、超高確率でエアームドは倒れます。
まとめると、こうです。

1サイクル目
ミルタンク鈍い：エアームド眠る
エアームドぐうぐう：ミルタンク恩返し
エアームドぐうぐう：ミルタンク恩返し
ミルタンク恩返し：エアームド吹き飛ばし（もし眠って来るなら更に鈍いを積めばOK）

2サイクル目
エアームドチェンジ：ミルタンク恩返し
ミルタンク恩返し（終了）

この手順で、ミルタンクはエアームドを超高確率で倒すことが出来ます。
（もし乱数で耐えられても、また同じことを繰り返せば良いだけの話）

トータルすると、エアームドは
ミルタンクの1積み恩返し×3回＋素の恩返し×2回、を受けることになるわけですね。
これをほぼ耐えられないということです。
ミルタンクがエアームドに先制出来るからこそ成り立ちます。

もちろん、実際にはミルタンクをフリーで場に出せるわけではないし、
エアームド側も他のポケモン（50カビとか）に対しても役割があったりと
いろいろ複雑にはなって行きますが、
単純に「エアームドでミルタンクを受ける」という役割関係だった場合、
このような手順でエアームドは崩壊します。

なお、ミルタンクの持ち物がピンクのリボンでなかった場合、
これが全体的に少し弱くなって、恐らく耐えられると思いますが、
それでも最低限急所待ちには持ち込めるでしょう。

重要な注意点として、これはあくまで「相手がミルタンク受けをエアームドに一任していた場合」に成り立ちます。
例えばエアームド＋55鈍いカビゴンが相手だった場合、
そもそもエアームド側はさっさとミルタンクにどくどくを打ってしまえば、
ミルタンクが55カビゴンを受け切れなくなり、崩壊してしまうことも考えられます。