地震を覚えるポケモンは地割れも覚えることが多い。
特に初代の段階で、技マシンで地震を覚えるポケモンは、もれなく全員地割れも同時に覚える。
逆に金銀から覚えるポケモンは一切地割れ使えないけど。

せっかく一撃ありやるからには、普段地震使ってるポケモンは、代わりに地割れ使われることが多い。
実際強いし。
つまり、一撃無しに比べて、相対的に地震を持ってるポケモンは減ることになる。
（※もちろんケンタロス、低レベルのカビゴン、カイリキーなど普通に地震打つポケモンも上位に居る）

一撃無しにおいて、地震を打っていたポケモンが、地震を手放して代わりに地割れにすると、どうなるかと言うと、
地面を弱点としていたポケモンが少し使いやすくなる。

分かりやすい例が、55カビゴンvsゲンガー。
ゲンガーは、カビゴンのノーマル技こそ無効化出来るものの、地震を打たれたら太刀打ち出来なかった。
しかしこれが地割れになることで、3割程度で即死する危険性はあるものの、
逆に残りの7割程度では全くのノーダメージで過ごすことが出来る。
交代で何度も受け出すのは流石に危険だが、
例えば居座って道連れを交えながら冷凍パンチを連打して、凍結を狙う。なんていう動きはしやすくなる。
もっと言うと、ゲンガーが身代わりを持っていれば、対面からカビゴンに突破されることはほぼ無くなる。
メロみがなりあやみがなりで、カビゴンを苦しめることがそれなりに出来るかも知れない。

他にも同じ理由で、身代わりレアコイルや、身代わりカブトプスのように、
「捨て身タックルは余裕で受けられるが地震に弱い」というポケモンは、
55カビゴンに対して明らかに一撃無しに比べて優位を取れると考えて良さそう。
（影分身マグカルゴの時代が来るか・・・！？）

カビゴン以外でも、例えばリザードンは、一撃無しだと腹太鼓＋地震のコンボで、
バンギラスやサイドンの後出しに対しては、上から一撃で倒せてしまう。
しかし一撃ありにおいては地割れを使われることが多いので、腹太鼓を使うことは無く、
つまり岩ポケモンで比較的受け流すことが出来たりする。
（※もちろん後出ししていたら、地割れを2回打たせることになるので5割は取られてしまうのだが）

他にもガルーラ、ニョロボン、アーボックなどなどは、地震を持っておらず地割れを持っていることが多いので、
地面弱点のポケモンでも、地震をそんなに恐れることは無くなると言えそう。
（マイナーポケモンであればあるほど、この傾向は強そう）

ここで一撃無しルールでは使いづらかったポケモンや型にチャンスが出て来るかも知れないと思った。


雑感シリーズ今んとここの辺かな〜〜〜！
とりあえずやり始めて今までに気付いた大きな点としてはこんなところ。
今後もしまた出て来たら、「７」とかで続き書くかも。