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会場の視線が、
SURF vs 「え」の字の龍 の4番台に集まる中、 華台では、 スティング vs 横浜ナンバー の準決勝が、 すでに始まっていた。 「fujiyamaは、魅せてナンボ」 そう語る横浜ナンバーだったが、 頂上が見えてきた準決勝は、 勝ちを意識しすぎ、 ギャンブルショットを封印してしまった。 しかし、 慎重に闘うスタイルでは、 テクニックに勝るスティングに分があった。 前半7-3、後半4-0。 スティングが前半のリードを生かし、 あっさり勝負を決めてしまった。 準決勝のもうひと試合、 おっくん vs 「え」の字の龍 も、 シビレる展開になった。 スリークッションバンク3連発の余韻か、 「え」の字の龍にはツキがあった。 シュート&キャノンでトラブル崩しをねらった おっくんのショットが、 クラスターに当たったあとスクラッチしたり、 「え」の字の龍がシュートミスしても、 のこりが渋く、助かったりした。 前半7-5で、「え」の字の龍。 後半はおっくんが先行したが、 あと2球が、自陣穴前で、 パスボール(8番)、相手ボールとの、 4球クラスターになっていた。 この場面でおっくんは、 ひたすらセーフティを繰り返した。 クラスターはその都度微妙に配置がかわり、 何度めかに、 オモテのパスボールから行けば、 一番ウラのおっくんボールがポケットできそうに見えた。 だが、 ルールをよく把握していなかったからか、 4球コンビはリスクが高いと判断したのか、 おっくんはまた、空クッションから、 ウラのマイボールに当て、隠した。 「え」の字の龍はまた当てたが、 おっくんの次のセーフティは完璧に決まり、 「え」の字の龍は空振り…。 4球クラスターから、 まずパスボールが剥がされ、 間接FKをコーナーに沈めたあと、 おっくんは空クッションから、 3球クラスターを蹴り下げた。 相手ボールは下がったが、 クラスターは解消されたものの、 マイボールの位置は低いままだった。 「え」の字の龍は取り切りにかかり、 深い位置のゲームボールにも上手くポジショニングしたが、 緊張のロングカットは、 撞いた瞬間、外れたとわかるミスショット…。 もう一度訪れたチャンス、 パスボールをサイドに流し、 手球を上手く押してポジションを試みたが、 先球に近すぎて、シュートできず…。 逆手でチョロ撞きし、 セーフティに行ったが、 二度撞きを恐れすぎ、ノークッション…。 おっくんが、 間接FKから圧巻のドローショットでポジションを取り、 勝負はまたもPK戦か!? とおもわれたが、 のこり2球からのシュートが、 入れたが捻り足らず、 短クッションからあまり開かず、 サイドポケット傍のセットボールに、 嫌な角度をのこしてしまった。 セットボールに、わずかに厚く入り、 穴カコ… なだけならまだよかったが、 「あぁ…」「あぁ~」 会場の悲鳴の中、 アンセで短クッションをねらった手球は、 無情にもコーナーポケットにフラフラ落ちた。 前半7-5、後半6-6。 「え」の字の龍が、 1時間5分にわたるタフな神経戦に、 終止符を打った。 会場の後押しを受けて、 決勝でも、「え」の字の龍の活躍が期待されたが、 2008年のジャパンオープンで、 川端 聡プロや高橋邦彦プロらを倒し、 5位タイに入ったことのあるスティングは、 強かった。 前半を7-1に抑え、 後半、あっさり2-0。 ルールブックも隅々まで読み、 しっかり練習してきたスティングが、 fujiyama最強アマに輝いた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 24, 2009 06:27:14 PM
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