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2008/04/02
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カテゴリ:江戸・明治始まり
■その手は桑名の焼き蛤
三重県の「桑名」と「食わない」の語ろを合わせ、更に、桑名の名物として知られる焼きはまぐりとをかけたしゃれ言葉ですね。いくらうまいことを言っても、そんな計略にはひっかからない、という意味のようです。

はまぐり

蛤は模様のほかに殻も他の殻とは合わないので、貞節、夫婦和合を意味するとして結婚式などの祝い事に用いられました。
桑名は昔から蛤の名産地として知られています。木曽川、揖斐川、長良川の河口に面し、真水と海水が混じり合った水域が、古くからの蛤の漁場でした。

江戸時代の川柳に「はまぐりをつぶてになげる汐干がた」と言うのがあります。拾った蛤を投げて遊んでいる風景ですね。『守貞漫稿』によれば、江戸末期の売り値は、江戸で、小蛤一升が二十文(約400円)、京坂は、五、六十文(約1200円)から百文(約2000円)といいます。

■蛤の由来
最も有力とされるのは「浜栗」説です。浜で採れる栗の実形の貝だからだそうです。そのものズバリで異論の余地がないようですが、もう一説に「浜小石」説があります。「ぐり」とは小石のことで、砂浜の小石ほどたくさん採れるからというものです。最初の「浜栗」説のほうが見た目からすると納得性があるように思います。

■天然蛤の危機
桑名は城下町であると同時に、宿場町として交通も頻繁であったので、旅の客が多く、煮蛤は遠方まで持ち帰る土産として重宝されたようです。この煮蛤は時雨蛤と命名され、桑名城主より宮中をはじめ将軍へも毎年献上されました。時雨蛤は、桑名の殿様から愛されたといわれるほどの風格を持ちながら、長期保存できる保存食としても、すぐに食べれる食品としても重宝され、今日に至っているようです。

弥次さん、喜多さんの「東海道中膝栗毛」の中にも、松かさの火で焼いた香ばしい「桑名の焼き蛤」の宣伝の様子が書かれています。また、「その手は桑名の焼き蛤」という言葉があるほど、 三重県の桑名は、蛤の名産地です。いえ、でした。最盛期に3,000トンあった水揚げが現在は40トンだといいます。

いまや、日本の蛤はまぼろしです。天然の蛤が獲れるのは、有明海(熊本)、周防灘(大分・宇佐)、伊勢湾(桑名)の三ヶ所だけだそうです。鹿島灘、伊勢湾、宮崎などで養殖は行われています。

焼はまぐり

■中国、韓国生まれの桑名育ち
現在の蛤は多くが中国や韓国から輸入されています。それでも桑名の蛤といわれるのは、「畜養蛤」というシステムによるものです。つまり輸入された蛤は、桑名において、蛤を活かしておくための専用の「池」につけられるのです。

外国から輸入される蛤は水揚げされてから到着するまで1週間から10日間かかっています。輸送で弱った蛤の鮮度を高めると共に中国現地の「泥」や「臭い」を吐き出させるために木曽川の水につけて、美味しい桑名の蛤に変身させているそうです。

■生活習慣病の予防に効果あり!
ハマグリは肝臓の解毒作用を活発化するタウリンや粘膜を保護するビタミン B2、貧血の予防になるビタミンB12、さらにカルシウムや亜鉛も含んで います。生活習慣病、貧血、肥満等の予防に役立つそうです。


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最終更新日  2009/11/19 02:08:11 PM


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