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『演劇1』
(~2/8:フォルツァ総曲輪) 公式サイト:http://engeki12.com/ 日本を代表する劇作家で演出家の平田オリザさんと、彼が主宰する劇団青年団を、 『選挙』の想田和弘監督が追ったドキュメンタリー映画です。 本作『演劇1』では、主に平田さんと劇団の創作現場にカメラが向けられています。 想田監督のドキュメンタリー作品は「観察映画」という、 台本やナレーション、BGM等を排した手法が取られています。 これ、良いですね。自分も一緒にカメラを覗いているような気分になります。 観ているだけでは分からない部分も多少はあります。 これ、テレビだったら、ナレーションやテロップが入るんだろうなぁ・・・。 と思うところが幾つもありました。でも、無くて良いのです。 比較するものでもありませんが、テレビは逆に説明が多すぎるんです。 と言いながら、僕はテレビのナレーションの仕事が大好きなんですけどね。 テレビは映画ほど集中力を持って観てもらえるものではないし、 インパクトや分かりやすさも必要なので、仕方ないのかもしれません。 僕、最近は映画ばかり観てますが、演劇も大好きです。 そもそも、大学は芸術学部演劇学科演出コース卒ですから。 こういう作品を観ると、劇団ばらの再開を本気で考えなくては・・・と思います。 で、再開したときは、出演じゃなくて演出がしたいです。ただ、戯曲が書けないので・・・汗。 平田さんは「演劇とは何ぞや」的な話をされています。 戯曲の構成から、イメージの共有、観客にゆだねる部分についてなど・・・。 演劇だけでなく、落語やアナウンサーの仕事にも生かせる話が多かったです。 劇団ばらの団員や一緒に高座に上がっているお笑い仲間で、 この映画を観た人は、多分、いないんだろうな・・・。いるかな・・・? まぁ、1週間限定・午前中1回のみの上映は厳しいよね。 『演劇1』の富山での上映は今日で終わりました。 明日から『演劇2』の上映が始まります。間をあけずに観なくては・・・。 劇場スタッフの話では、『演劇2』だけ観ても分かるそうです。 にしても、志賀廣太郎さん、いつ聴いても惚れ惚れする良いお声ですなぁ そして、古館寛治さんは、いつ観ても古館寛治さん!って感じで良いですなぁ ところで、明日(2/9)とあさっての土・日、高岡市生涯学習センターホールにて、 劇団P.O.D.さんの公演「創作劇 越中国守 大伴家持」が上演されます。 詳しくは劇団HPをご覧下さい。私も伺う予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年02月08日 22時00分42秒
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