LED蛍光灯チェッカーを自作する!
ビルメンの仕事をしています。LED蛍光灯が、ぼちぼち切れてきました。この間、2灯式のLED蛍光灯が切れたとのことで交換にいきました。1本外して、新しいものを取り付けても点灯せず、もう1本古いものを取り外して、新しいものをつけかえて、ようやく点灯しました。結局、2本取り替えることとなりました。交換したあと、LED蛍光灯が2本同時に切れる確率があるだろうか?LED蛍光灯は片側給電と両側給電のタイプがあるのは知っていますが、色々と調べると、2灯式のLED蛍光灯は、2本が直列に継っているみたいなので、2本のうち1本が切れると2本供点灯しなくなるみたいです。従来のラピッドスターターの蛍光灯からLED蛍光灯へ切り替える際、安定器を取り外してAC100Vを直接給電する回路だと思っていたので、ACプラグにみのむしクリップをつけてLED蛍光灯につなげばLED蛍光灯が点灯すると思っていました。実際、やってみると、瞬間的にLED蛍光灯が点灯しただけでした。どうやら、絶縁破壊したみたいです。今回、問題にしているのが、このタイプのLED蛍光灯。口金GX16t-5という規格のもの。大手電気メーカーは、このタイプを採用しているらしい。従来の蛍光灯の灯具には取り付けられないタイプ。LED蛍光灯にどんどん変わっているので、LED蛍光灯の古い灯具がまだ、手元にない。どんな構造になっているのか?空調機械室が2灯式のLED蛍光灯を使用しているのでLED蛍光灯を取り外して灯具をバラしてみた。従来の蛍光灯の安定器を交換する作業と同じ。灯具のカバーを外すと、小さな安定器なようなものがある。これを安定器というべきなのか?どうも、LED Driverなるものらしい。これを介して、2灯のLED蛍光灯につながっていた。やはり、直列につながっていた。このLED Driverを調べると、ACをDCに変換して、定電流を流すものらしい。どうも、定電流というのがミソみたいだ!LED蛍光灯内部で、AC-DC変換してると思ったがそうではないみたいだ。それにしても、LED蛍光灯の規格がややこしいこのLED Driverをみると、入力側は、L、N 出力側に+、ーとかいてある。LED蛍光灯取り付ける際、±の極性を気にしたことはないぞ?調べればどんどん、解らないことが増えてくる。LED Driverを手に入れる必要性が出てきた。ネットで調べると、4000円から5000円くらいするらしい。LED蛍光灯の点灯実験するには高すぎる安いものはないか?困った時の、Aliexpress。300円ほどで売っているではないですか。純正の1/4くらいの大きさです。ダメ元で購入。先日届きましたので早速、工作開始。L,NをACプラグに接続して、DC側の出力電圧をテスターにて測定。予想では、50V付近かなと思っていたのだが、150Vくらい出ていたような気がする。無負荷での定電流装置なので、出力電圧は高いのだろうか?ブレーカーを本来なら取り付けるべきなのだろうが、とりあえず、手元にある部品で作成したのがこれ。ACプラグをコンセントに挿してスイッチON。みごとに点灯しました。出力側の±の極性は関係なく、どちらがわでも点灯します。これを使えば、2灯式LED蛍光灯を取り替えた際、どちらが切れたのか確認できます。中古LED蛍光灯として、利用できます。このタイプのLED蛍光灯は、高額ですよね