カテゴリ:小説
「BOOK」データベースより 長距離走者として将来を嘱望された高校一年生の加納碧李は、 複雑な境遇の妹を案じ、陸上部を退部することを決意した。 だがそれは、たった一度レースに負けただけで走ることが 恐怖となってしまった自分への言い訳だった。 走ることから、逃げた。逃げたままでは前に進めない。 碧李は、再びスタートラインを目指そうとする―。 ◆◇◆◇◆◇◆ 88oliveさんのブログを見て、 すぐに図書館に予約を入れた作品です。 やっと借りることができたので、 期待をしすぎたかなと危ぶんでもいたのですが、 いえいえしっかり読ませていただきました。 のめりこみ過ぎて、 また電車乗り過ごしちゃったくらい やっぱりただのスポ根物ではなかったですね。 少年のランナーとしての苦悩や葛藤、 家族間の問題などなど。 あさの作品お得意の、一筋縄じゃいかないって感じ。 私、こういうの好きなんですよね。 待ってた甲斐があったな。 でも、登場人物たち皆、ちょっとかっこ良過ぎ。 高校生でここまでしっかり他人の事思いやれるのかなって、 気がしなくもないです。 私の高校時代なんか、自分の事で精一杯だったもの。 って、私だけかな・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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