カテゴリ:小説
このビタミンは心に効きます。疲れた時にどうぞ――。 「家族小説」の最高峰。直木賞受賞作! 38歳、いつの間にか「昔」や「若い頃」といった言葉に抵抗感がなくなった。 40歳、中学一年生の息子としっくりいかない。妻の入院中、どう過ごせばいいのやら。 36歳、「離婚してもいいけど」、妻が最近そう呟いた……。 一時の輝きを失い、人生の“中途半端”な時期に差し掛かった人たちに贈るエール。 「また、がんばってみるか――」、心の内で、こっそり呟きたくなる短編七編。 ◆◇◆◇◆◇◆ 久々の読書感想日記です。 今作は短編集でしたが、どれも心にずっしり来る切ないお話ばかり。 30代後半~40代前半のいわゆる中間管理職の、 会社でも家庭でも上と下に挟まれ苦悩するお父さん達の物語は、 どこにでもある等身大の家族が描かれています。 それぞれ子供や夫婦間に問題が起こるのですが、 完全な解決はされてなく、解決の糸口「一筋の光」を得て、 前向きに生きていく姿にちょっとウルウルきました。 うちもほぼ同世代なので、他人事ではないですしね。 子供も中学高校になると、難しくなるって聞きますし。 自分達もこの作品の主人公であるお父さん達のように、 慌ててしまうかもしれないです。 私ももう少しパパに優しくしてあげなくちゃと、ちょっと反省 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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