宿敵
甥っ子が遊びに来た。 とってもかわいい、甥っ子4歳(独身)は、僕によく似た、ちょっとオチャメでかわいい奴! 甥っ子 「ねぇ、おじちゃん!」 僕 「なんだい?」 甥っ子 「おじちゃんって、何で大きいの?」(ふっ・・かわいいね) 僕 「それはね、いっぱい食べて、いっぱい遊んだからだよ。」 甥っ子 「ふ~ん。 それじゃ、おじちゃんは 何でおヒゲがあるの?」(微笑ましいね) 僕 「それはね、おじちゃんは、少~しだけ太ってるでしょ?これが無いと、アゴがどこか分からないからだよ。 ハハハ。」(小粋なギャグ) 甥っ子 「ふ~ん。 おデブだね!」 僕 「あのね、おデブじゃなくてね ・・・って聞きなさい。」 甥っ子 「デ・ブ・デ・ブ おデブ~~」 僕 「そ・そんな歌、歌わないの!! ・・・ちょっと! 甥っ子!」 甥っ子 「デ・ブ・デ・ブ おデブ~~」 ムカッ!! 僕 「何だよ!お前なんか、チビのくせに!」 甥っ子 「チビじゃないもんね~ ケンチャンよりも、おっきいもんね~」 僕 「何を~! ケンチャンって誰だ~!」 甥っ子 「デ・ブ・デ・ブ おデブ~~ デ・ブ・デ・ブ おデブ~~ デ・ブ・デ・ブ おデブ~~ デ・ブ・デ・ブ おデブ~~ 僕 「まてこらぁぁ~~」 ・・・・・・・・チッ。 おかぁちゃんのとこに逃げやがった!! ・・・そして、帰る時 車に乗り込んだ甥っ子は、口パクで・・・ デ・ブ・デ・ブ おデブ~~ ま~~~だ やってやがる! ピースピース! ぢっ ぢぐしょ~~!! 僕には似ても似つかない、クソガキ甥っ子4歳(独身)は、踊りながら帰っていった。 リベンジを心に誓う僕は、 ダイエットを始めた・・・・・ ・・・・・ったく! 誰に似たのやら・・・・・