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September 5, 2008
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カテゴリ:ロシア
9月1日ロシアの始業式~メドヴェージェフ大統領学校を訪問、子供たちと授業を楽しむ

9月1日はロシア中の子供たちの始業式でした。
メドヴェージェフ大統領が仕事の合間に、学校訪問し子供たちと対話を持ったというほほえましい映像がありました。

ここ最近厳しい政治状況に直面している大統領も、ひと時、子供たちと共にリラックスして時を過ごしたご様子です。

プーチン首相のインタビュー等で掲載が遅れましたが、ぜひ大統領の違った一面もご覧ください。


プーチン首相のインタビュー最終回のその6は明日に掲載します。


*********

メドヴェージェフ大統領、授業に参加

ロシアNTV


クラスノダルスキー地方のカリノーフスクの生徒たちにとって今年の9月1日は生涯忘れられない日となりました。
一年生の教室にメドヴェージェフ大統領が訪れ生徒たちと会話をしただけでなく、「お絵かき」にも参加しました。

クバンスキーの町ではこの日は始業式、学校全体のお祝いの日です。始業ベルは45回鳴り渡ることになっています。この地区では伝統的に森中から集めた新しい白樺を植林します。

それぞれの学校では取れたての小麦から作ったパンを焼きます。
150キロもある巨大なパンを焼くために大勢のパン焼き職人が入れ替わり立ち代り一日中働きました。
パンを囲んで皆でダンスを踊ります。


第18小学校では1学年1クラスずつです。

新学年の一番初めの授業はクバンスキー地方の生産物がテーマです。
一年生の教室の机の上に、子供たちにヴィジュアルに訴えるために、ある農産物がおいてあります。


「クバンスキー地方でいつも取れるものは何でしょう?」と、先生。

「ぶたさ~ん」と一斉に生徒たち。

大統領「豚さんから取れるのは何かな?」
生徒「おにく~!」
大統領「そう、お肉だね。お肉はとても大切だね。」



大統領はとても嬉しそうです。

**************

一年生のクラスでは、そのほかクラスをあらわすハート型を作りました。
生徒たちは各々紙でできた人型に自分の顔と名前を書きます。

生徒たちはメドヴェージェフ大統領にも同じように自分の顔と名前を書いてこのハート型に貼り付けるように頼みました。

メドヴェージェフ大統領も、人型の紙に顔を書き込みながら、
「これ、僕に似ていると思う?似てない?」
「似てるー!」といっせいに子供たち。

「僕に見えることが大切だからね~。ここにディーマ(ドミトリーの愛称)って書いて、ほら、これ僕だ。」

と楽しそうです。


*********

授業の終わりには思い出のために皆で写真撮影です。
メドヴェージェフ大統領にとって実はこのクバンスキーの学校訪問は特別な縁のある訪問なのです。

大統領の祖父はカリノーフスキー地区の区長でしたし、お父さんはここの連合運営員でした。
しかも叔母のスヴェトラーナ・メドヴェージェヴァさんは現在政府機関トップの仕事をしていますが、かつてこの学校で学んでいました。大統領の叔母さんスヴェトラーナさんの写真は卒業生写真として飾られています。


メドヴェージェフ大統領は5年生のクラスの前で家族の大切さに関してお話をしました。

メドヴェージェフ大統領:
「みんなは将来いつの日か今勉強していることがどんなに大切か分かる時がくるでしょう。
ありきたりで分かりきったことはお話しないけど、これは分かってますよね、勉強することがとっても素晴らしいことだっていうことは。
これからみんながどれだけ一生懸命勉強するか、みんなの将来がそれにかかっているんだよ。どんな幸せが待っているかもみんなのお勉強次第だし、これからしばらくしたら皆も家族を持つよね、みんなの家族が幸せになるかどうかもみんなのお勉強にかかっているんだよ。
みんなには、きっとたくさん素晴らしいことが待ち受けているはずだ。そのために、とにかく一生懸命勉強し努力しなくちゃね。
だから、私もみんなの成功を祈っているよ。
だって、みんなの努力次第でどんな家庭を築くことになるのか、みんながこれから人生でずっとずっとどんな風に暮らしていくのかが決まってしまうんだ。
みんなは今はまだこんなお話をしても分からないかもしれないけど、これって本当にそうなんだ。」

とお話をしました。


大統領と会話をした父兄たちはしばらくの間、学校のフェンスに釘付けでした。
初めての授業を受けた生徒たちよりも親たちのほうがもっと不安そうに見えました。

あるお母さん:
「ちょっと泣いちゃいました。」
「どうしてですか?」

「だって、子供が成長して幼稚園も終わっちゃいましたから。初めての学校の授業、これって子供にとっての新しい人生ですからね。きっとしっかりお勉強するでしょう。」


大統領はまた、10年生の生徒たちに対し、最近クバンスキー地方の知事が「父兄は子供たちを夜の10時以降に外出させてはいけない」という法律に署名をした、とお話しました。とにかく暗くなったらうちに戻らなければいけないということです。


また、大統領はインターネットのページにサインアップし、生徒たちへのメッセージを書き込みました。

メドヴェージェフ大統領の書き込み:
「学校が終わったら子供たちは勉強だけでなくよく休んでまた良く運動もしましょう。」

メドヴェージェフ大統領:
「夕方は勉強だけではなくて運動したり休息をとり、そして翌日の勉強をしなくてはなりません。」


**********

ロシアのオリンピックの成績に関して大統領はカリノーフスキー総合体育館でお話しました。
天井が吹き抜けになっている体育館ではバスケットボール、水泳、体操、ボクシングの選手たちが練習をしていました。大部分が10年生たちです。

メドヴェージェフ大統領:
「皆さん、ご存知かもしれませんがつい最近オリンピックの選手たちと会ってきました。多くの選手たちがもっと良い成績を上げたかったと思っていたようですが、私たちが期待していた良い成績を上げてくれました。
全体のメダル獲得数では3番目になるだろうと思っていたのです。そうしたら、見事達成してくれました。
メダル数でロシアを上まったのはアメリカと中国だけですよ。」


伝統的に9月1日はテストや宿題といった本格的な授業の始まりではなく、たった一時間のクラスだけで、お互いに顔見知りになることに費やされます。

ですから、授業終了のベルは一回きりで子供たちは早く家に帰りました。





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最終更新日  September 5, 2008 12:34:18 AM


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