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サーカシュヴィリ大統領、有名な「ネクタイ事件」を弁明~「グルジアの将来を憂えるあまり、ついネクタイを口に入れてしまった」
ロシア・NTV (このクリップをオンにすると、受話器を持ちながらネクタイをしゃぶってしまう大統領の映像が見れます。) 29.11.2008 | 16:45 サーカシュヴィリ大統領「不安になってついネクタイを口に入れてしまった」 グルジアのサーカシュヴィリ大統領はカフカス紛争が起こった際に何故ネクタイをしゃぶってしまったのか釈明しました。 過去にテレビ放映されたネクタイをしゃぶる有名な映像に関して、サーカシュヴィリ氏は 「あのような事件(カフカス紛争)を目の当たりにし自国の運命を憂えるあまりについしてしまった。」 と弁明しました。 サーカシュヴィリ氏はグルジア国会内に設立された「カフカス問題真相究明委員会」との懇談会の席で公式に述べました。 この懇談会で、大統領は 「真相究明委員会」と一般市民からインターネットを通じて寄せられた10の質問に答えました。 この「ネクタイ事件」の他にも、ロシアの軍隊も加わったこの戦争の理由に関して回答しました。 以前は「ロシア側が攻撃してきた」と発言していましたが、初めて公式に「グルジアが南オセチアに対する攻撃を始めた。」と認めました。 ******** 映像には真相究明委員会メンバーの反応が写っていますが、彼らの顔に「しらけ」と「呆れ」の表情がはっきりとあるようです。 「あれだけロシアを糾弾しておいていまさらなんだ?!」 「よくも白々とグルジアが戦争を始めたなんて今になって言えたもんだ。」 「いい年して不安になったからってネクタイをしゃぶるなよ。」 こんな文句が、無言のメンバーの表情から聞こえてくるようです。 対照的に、笑みを浮かべ朗々と弁を振るうサーカシュヴィリ大統領。 このクリップだけを見ればコミカルの一言、しかしその影に何千人もの人々が命を落とし負傷したということを大統領はどれほど理解しているのでしょう…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
November 30, 2008 01:20:22 AM
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