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プーチン首相、フランスのメディアインタビューに答える~その1(フランス戦闘母艦ミストラル製造件購入に関して) プロコフィエフのピアノ協奏曲2番を聴きながら気持ちを休めています。 来週は税務署に出頭を控えて、気持ちが憂うつです。 人生山あり谷ありといいますが私の人生は谷だらけのような気がしてなりません。 おまけに、昨年の交通事故をめぐって、赤信号で交差点をブレーキもかけずに突っ込み私に追突した相手側の弁護士が私に質問セッションしたいと申し出てきました。 それが2週間後。 現在もまだ治療中で、天気が悪くなるとジーンという痛みと痺れがきます。 昨日ぱらぱらとショパンの幻想即興曲を弾きましたが、細かい指の動きはコントロールが聞きません。神経の繊維に繊細さがかけてしまったかのようです。 とてももどかしくがっかり。 この税務署と弁護士関係の問題を考えるだけでストレスです。 どっと気落ちせざるを得ません。というのは時間は私にとって最大のギフトで、その時間を少しずつ《盗まれる》という犯罪行為に日常出会い、しかも損害賠償がされないまま泣き寝入り状態を繰返しているこの10年余、心身症になるんではないかという不安にすら苛まれます。 しかし、私を救ってくれる音楽があるのは本当にありがたいものです。 現在東京に滞在中、誕生日を迎えた息子は明日さいたま市でコンサートがあります。 気の合う音楽家仲間と一緒、楽しそうです。 *************** プーチン首相、フランスのメディアインタビューに答える~その1(フランス戦闘母艦ミストラル製造件購入に関して) プーチン首相はビジネス関係の調整のためフランスを訪問中です。首相はフランスメディアのインタビューからの幅広い質問にざっくばらんに答えました。 強襲揚陸艦ミストラル製造権購入に関して ヴェスチ まずインタビューは、ロシアがフランスの軍事戦艦《ミストラル》の製造許可権を購入したことにズバリ直撃質問です。 プーチン首相はこれに対し、以下のように回答。 プーチン首相 「こので契約で隣人諸国に不穏を与えることは無いです。ミストラルの製造権に関してですが、問題は権利をどのように、どこで使用するか、実際にどこでどのパーツを製造するかなのです。 そして生産規模がどの程度になるのか、またロシア国内でどのパーツを製造するかが鍵なのです。 しかし、ロシアがこの製造権を獲得したからといってすぐさまどこかの国を攻撃するだろうなどと考えないでほしいのです。そうでしょう? ざっくばらんに申しあげましょう。 まず隣国グルジアに関して申しあげますが、グルジアはロシアと膨大な地帯で陸続きで接している国です。 その結果があの犯罪行為です。2年前にサーカシュヴィリによって起こったあの事件で、多くの方々が犠牲となり、ロシアはロシアの平和部隊や南オセチア市民を守る為に止むを得ずに攻防しなければなりませんでした。 そしてご存知のように、強調して申しあげたいのですが、この際の戦闘でロシア軍のハイテク化を余儀なくされたのです。 ロシア軍はトビリシまであと20から15キロの地点まで接近したのですが、首都進攻できなかったからではなく、首都には進攻したくなかった為にそこで留まったのです。 ロシアは戦闘といった行動はしたくないのです。しかし2年前はロシアの平和部隊が駐屯していた為に、止むを得ずに行動に出たわけなのです。 しかし、このような辞令にミストラルのような軍艦を送り込むことは決してありません。私自身、ロシアとグルジアの間に今後大きな紛争が起こらないでほしいと切に願っているのですよ。 絶対に起こらないでほしい!と思っているんです。 以前にもこうした事が起こらないようにと手を尽くしてきましたが、現在もあの惨劇が繰返されないようにとできる限りのことをしているのです。 しかしロシアの近代的な攻撃システムで、グルジア領域の隅々まで戦闘可能な状況が整っているのです。ですから、このミストラルのような軍艦の製造権は対グルジア戦略として購入したわけではありません。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
June 11, 2010 12:22:58 AM
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