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カテゴリ:横浜ネタ
10月秋晴れのとある休日、横浜・馬車道にある県立歴史博物館の見学会に夫婦ででかけてきました!
横浜では近年、古い建物の非公開部分を見学できるイベントが時々あって、イイタヌ夫婦は、ことあるごとに参加しているのですよ。ここの見学会は抽選倍率が20倍だったとのことで、かなりの人気ぶり。我々も1回はずれた後、敗者復活の参加案内をもらい、ようやく参加権をゲットできたのでした。ラッキ~っ♪ 設計は、赤煉瓦倉庫、日本橋などを手がけた明治時代を代表する建築家・妻木頼黄(つまきよりなか)によるもの。 変遷は、 1904年…横浜正金銀行本店として竣工 1923年…関東大震災で1~3Fの内装と屋上ドームを消失 1925年…復興工事後、再び銀行として活用 1967年…昭和の改修工事→県立博物館として 1995年…平成の改修工事→県立歴史博物館として 現在に至る建物です。 …という基本的な説明を学芸員さんからうけたのち、20人ほどずつ2組にわかれて、いざ見学コースへ。 最初の見所は、階段踊り場の窓のシャッター。 おそらく日本に現存する最古の物とのこと。閉める時は自動のボタンで、開ける時はハンドルを回して使います。希望者は、実際にハンドルを回させてもらえましたよ。 次は、一番楽しみにしていた屋上のドーム内をウキウキウォッチング!! 中にあるハシゴをのぼって、てっぺんの窓から外を見られるんだろうな~と想像していたのですが… なんと中は↓ ガラ~ンと空っぽのドームでした。 ハシゴは無かった! ちょっとしたミニライブくらいできそうな広さなので、学芸員さんもイベントなどに活用できればと思ってはいるものの、雨漏りもするし、イベント会場として整備する予算を出してもらうのは難しいとのことでした。神奈川県はなかなか財政がきびしいようです。 シャチホコだとおもっていた魚のオーナメントは、ドルフィンなんだそう。西欧の建物で海を臨むような建物によく使われるんだとか。 その後は、博物館展示室内の為撮影不可でしたが、農家を再現した展示の押し入れに隠されていた古いレンガ壁をみせていただいたり…これまた残念ながら撮影不可でしたが、地下の金庫の扉をみせていただいたり。金庫内は今、資料の保存庫として使っており、湿度の管理上、扉を開けることは出来ないとの事でした。イイタヌ夫は、案外見られないところが多かったと、ちょっと残念そうでしたが、イイタヌは満満満足。学芸員さんのお話も上手で面白かったです。 今後もこういった見学会を開催する予定とのことなので、興味のある方は公式ページを要CHECK!! これで、横浜の古い建物見学は全制覇したかな? 来年は東京進出するぞ~!! ~~過去に行った建物・施設の見学~~ ・根岸米軍住宅 ・横浜税関(クイーンの塔) ・開港記念会館(ジャックの塔)この時、見学会ではなかったのですが、県庁(キングの塔)にも。 ・横浜市長公邸 ・山手外交官の家/フェリス女学院大学10号館/山手111番館 ・横浜ベイブリッジ スカイウォーク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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イイタヌさま
こんにちは、神奈川県立歴史博物館の千葉と申します。 貴ブログにて当館を取り上げていただき感謝申し上げます。 2017年、当館は前身の神奈川県立博物館の開館から50年目を迎えました。 それを記念し、現在当館では当館にまつわる思い出を募集しアーカイブしていく企画を実施しています。 もしよろしければ、こちらのブログの記事もアーカイブとして加えさせていただくことは出来ませんでしょうか。 コメント欄への書込みでのお願いで大変恐縮ですが、ぜひご検討いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。 chiba.t@kanagawa-museum.jp (March 26, 2017 11:32:09 AM)
この度は『まめくらぶ』をご覧いただきましてありがとうございます。お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。
歴史博物館の記念企画のお話、光栄です!稚拙な文章で恐縮ですが…是非、加えていただきますようお願いします。 50周年企画の他、施設の再オープン、楽しみにしております。 (March 30, 2017 01:29:48 PM) |
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