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2012年10月21日
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カテゴリ:よもやまばなし
ずいぶん若い頃、木工の職業訓練校で出合った友達が座位保持装置作る仕事を始めて、当時の自宅ワンフロアを貸し出しておりました。
私も、しばらくのあいだ、そこで製作の手伝いをしてたんです。
主にテーブル担当でしたっけ。(笑)
社長のM氏が広い土地をみつけて移転するまででしたが、楽しかったです。

訓練校に居る頃から、職訓のコドモたちも一緒に、いろんなことをしましたっけ。山小屋を廃材集めて作ったり、亡夫たちと穴窯を作ったり。
まだ研究途上だった座位保持装置も、本当に熱心に研究していました。
全国の同業者さんたちが、家に集まって討論会したりもしてましたっけ。

見た目に似合わずw人格者だったM氏。
いまだに忘れないヒトコトがあります。

どこに行った時だったか忘れたけど、
のんびり走っている私たちの車を、えらいイキオイで追い越して行ったクルマがありました。
かなり危なかったので、普通だったら「何やねん」と怒りそうなものですが。

それを見ていたM氏。
「かわいそうになあ。あいつ、う○こ、ちびりそうやねんで」

………そういう視点はありませんでしたよ。ええ。
それ以来、私も乱暴に追い越していくクルマを見るたびに
「ああ、トイレ行きたいんやねえ。早く着くといいねえ」と思ってしまいます。

私はハンドルを握ると人格が変わります。
ふだんの温厚とはほど遠い性格が、ホトケのように穏やかになるそうです(笑)
腕に障害のあった亡夫が異様に安全運転志向だったこと。
重度肢体不自由校(バス便乗のお仕事があった)のバス運転手さんから直々に運転心得とか技術とか教わったこともあります。

家人は二種免許を持っていて、私の運転をずっと見ていたから、ある程度はおとなしい運転をするのですが、やはりキケンな場面に遭遇すると地が出ますね。
それは仕方ないことなんでしょうが、運転中に安全確保以外のことに気を取られるのは、たとえ一瞬でも命取りです。

命がけで走ってるという事実。
M氏のように鷹揚(?)な考え方をできればと、今でも思います。
……いえ、とっても品のない話ではありますが(^^;





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最終更新日  2012年11月17日 05時55分52秒
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