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今年60才の私は、小学校5年生の時にフォークソングを聴き始めた。 高校1年で勇造さんに出会うまで、私のヒーローは吉田拓郎だった。 最初に買ったアルバムは「人間なんて」である。 知ってる人もおおいでしょう。 ♪人間なんて ララ〜ラ〜ラララララ そんなリフレインを延々繰り返す歌である。 ある意味衝撃だった。 このラララの中に、それぞれの自分の人生、青春を思い込めることが出来る。 そんな訳で。手当たり次第にラララ〜〜と唄っていた。 さて、今年最も心に響いた雨ふらしカルテット。 2016年に発売された「背水の新」と言うアルバムのこの曲を聴いた時、真っ先に浮かんだのが この拓郎の歌だった。 この歌のサビは、 ♪Life is シャララララ〜と言う繰り返しなのだ。 これってまさに人間なんてと同じだよなあ。 殆どの楽曲を作る、ボーカルの葛西君は40才だと言う。 拓郎のこの歌をリアルタイムで聴いたはずはなく、後追いで聴いたのか、 はたまた、偶然のシンクロだとしたら、ものすごい事だと思う。 葛西君の特徴は、ギリギリのところで聴ける素っ頓狂なヘタウマボーカルだけど、 それはとっても味がある。 そして何より、胸に染みる言葉とメロディ。 私のような初老の人間の心もわしづかみにして離さない。 今年の言葉は、予想通り「密」だったそうだが、私の中で今年一番の心に残ったのは 雨ふらしカルテットの歌と出会ったことだった。 早くコロナが収束したら、彼らのライブを聞きに行きたいと思う年の瀬なのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.12.03 01:19:28
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