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テーマ:フラメンコ徒然日記(964)
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フラメンココースも今日が最終日。
今日の夜の便でロンドン帰る私は、昨夜のカンテ地獄にもかかわらず早朝6時半起きて荷造りを済ませ、9時にはチェック・アウト。ちょっとした宿無し状態でとりあえずクラスに向かう。 昨日全然集中できなかったタンゴの復習から練習はスタート。初級者時代に習う事の多いタンゴも、べレン様にかかるとこうなっちゃうのねなんて思いながら、どうしても出来ないステップ一箇所は、ま、次回のお楽しみと言う事でそれなりに踊れるようになって大変満足。ま、踊れると言っても足が多少ついて行けるようになっただけで、スタイル・魂などには全く手が廻らない。それでも、若干名途中からクラスに来なくなった生徒もいた事を考えると、最後まで頑張れてよかった。クラスの最後には生徒全員、ベレン先生からサイン入りの終了証を貰えた。 ブレリアのマルコ先生は、クラスに入ってくるなり「昨日はごめんね」と、昨日思わずキレてしまった事を可愛く謝ってきて、悪いのは私達の方なのにとても悪い気がした。マルちゃん、やっぱりかわいい。 疲れきった足で最後の最後の練習を頑張る。後半に入って通しで踊っていた時、マルコちゃんが生徒達の踊りを見て思わず「ヘレセーナッ!」(だったと思う。多分ヘレスの女性という意味か)と声を出していたのがとても嬉しかった。マルコちゃん、ブレリアの最後でスカートを前につまみながら腰を振るところでは、たまらず生徒達の中に乱入。もう90度以下まで前かがみになる位背中を押されて、地面から作物を収穫する真似、ま、日本風に言うと「田植え」の姿勢をしながら、これくらいまでかがめ!という指示。お、ここまでかがんじゃっていいのねっ。そう来なくっちゃ。判ったような事を言うつもりは全くないが、私はこんなヘレス風のブレリアが大好き。楽しいな。 全コース終了の後は皆で写真を撮りあってお別れ。 私はそのまま街に戻って昼食。時間までカフェをはしごするつもりが、土曜日の今日はそういえば全ての店が3時で閉まってしまう。今週末は気温が上がるという天気予報通り、ただジッと座っていてもじんわりと汗がでるような熱気の中、いったんホテルへ。 夕方、時間までもう一度ゆっくりティント・デ・べラーノを飲みながら何も考えずに、まばらながらも行き交う人々を眺めて時間を過ごす。こんなにゆっくりと時間を過ごす事はまたもう暫くはないかもしれない。 ロンドン・スタンステッドに着いたのは夜11時過ぎ。いきなり小雨で多分気温は10度前後。ああ、テンション下がるなあ。楽しかった休暇は終わった。 今度の休暇でよかった事 1.とりあえずべレンのクラスを最後まで頑張れたこと。 2.ブレリアのクラスで燃えたこと。 3.海に行けたこと。 4.ちょっとだけフラメンコの事がわかったような気がする。 5.マルコが可愛かったこと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年08月29日 08時19分41秒
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