ペイパー・ムーン It's only a paper moon
1932年にビリー・ローズとエドガー・イップ・ハーバーグ(ハンバーグではない。)が詞を書き、ハロルド・アーレンが作曲した。しゃれた表現の愛の歌。1933年のパラマウント映画「ライク・ア・チャンス」に使われてヒットした。ナット・キング・コールの好きな歌で、彼のピアノ・トリオのテーマ曲のようでもあった。――絵に描いた、海に浮かぶ紙の月も、 作り物の木にかかる絵の空も、 きみが私を信じれば、本物に見えてしまう。 きみの愛がなければ、それは安っぽいパレードにすぎない。 きみの愛がなければ、それは遊び場のメロディだ。 まるで、サーカスの世界、作り物にすぎない。 でも、きみが私を信じれば、本物になってしまうんだよ――※なかなか、含みのある歌詞でありまして・・・。どちらかといえば、舞台人好みの、ひとひねりした詞のような気がします。でも、ナット・キング・コールの、実に心地よくスウィングして歌うのは、すてきですよ(^^Live Spot Swing MARI