Take me home,country roads ―故郷へ帰りたい―
1971年、ジョン・デンバーとビル・ダノク、そしてタフィ・ナイヴァートの3名の合作。同年ジョン・デンバーのレコードがヒットし、ミリオン・セラーになった。イギリスでは、1973年にオリヴィア・ニュートン・ジョンのレコードがヒットしている。―まるで天国のようなウェスト・バージニア。ブルー・リッジの山々、シェナンドー河よ。そこには、伝統の暮らしがあり、木々よりも古く、山々よりも若く、風のようにのびやかな日々がある。田舎の道よ、私を家へ連れて行っておくれ。想い出のすべてが、青い海を知らない炭鉱の町にあふれる。暗くて汚れた空、かすむ月の光。私の目に浮かぶ涙。朝には、私を呼ぶ声が聞こえてくる。ラジオが、はるかな我が家を思い出させる。車を走らせながら、つくづく思う。あの日、あの時、故郷を離れなければよかったなあ・・・と―近年、小学校の音楽の教科書にも、この歌は日本語訳で載っている。私もボランティアで小学校を訪問、児童たちと一緒に<カントリー・ロード>と歌ったことがあります。「故郷は遠きに在りて思うもの」という言葉通り、どこにいても懐かしき故郷。日本の唱歌<ふるさと>も同じ心です。Live Spot Swing MARI